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こちらの記事では、お子さんがクラブチームやスポーツ少年団をしている方(または、これから始める方)がグローブ(グラブ)を選ぶ際に、「グローブの種類が多くて何を選べば良いのかわからない」「おすすめなグローブが知りたい」という方へ向けて、「ジュニア用軟式・硬式グローブ」や「ジュニア用ソフトボールグローブ」の選び方や種類、おすすめなグローブについて分かりやすく解説していきますので、選ぶ際のご参考にしてください。
グローブに関する規定
グローブを購入する前に確認しておきたい点が、日本の野球全般に関する「公認野球規則」という規則があり、その中に「グローブに関する規定」があります。その内容を簡潔にお伝えすると、「グレーより薄い色のグローブは使用禁止」「ピッチャー用グローブは一色のみ」などの規定が定められており、これらの規定に反するグローブは公式戦で使用できません。しかし、市販されているグローブは基本的に規定の範囲内であることが多いため、気にする必要性は低いですが、念のため頭の片隅に置いておきましょう。
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まずは、グローブの種類についてご紹介していきます。
グローブの種類には、「軟式用」「硬式用」「ソフトボール用」の3種類があり、それぞれボールの硬さや大きさによって形状や素材が異なります。
軟式ボールはゴムでできているため、キャッチした際にボールをはじいてしまわないように、グローブの革が柔らかな素材を使用している場合が多く、硬式用と比較して軽量感や柔軟性があります。
硬式ボールは軟式ボールに比べ硬い作りとなっており、軟式用グローブのような柔らかな革だと耐久性が劣り、ボールをキャッチする際に手が痛くなってしまうため、硬式用グローブは革が厚く耐久性に優れているのが特徴です。
ソフトボールは軟式・硬式ボールに比べ大きいため、ソフトボールの大きさに合わせてポケットが深い設計となっています。
続いて、グローブの選び方についてご紹介していきます。
グローブを選ぶ際には、以下の4つのポイントから選びます。
- サイズ
- ポジション
- メーカー
- グレード
それでは、①~④まで順番にご紹介していきます。
グローブを選ぶ際にお子さんの手に合っていないと、グローブが頻繁にズレてしまい上手くボールを掴むことができなくなってしまうため、サイズ選びは重要となります。そのため、手の大きさに合わせて適切なサイズを選びましょう。
少年野球用グローブのサイズには、基本的に「SS~LLサイズ」まであり、身長や年齢を元に下記の表をご参考にして下さい。
サイズ | 身長 | 学年 |
---|---|---|
SS | ~120cm | 1~2年生 |
S | 120~135cm | 1~3年生 |
M | 130~145cm | 2~4年生 |
L | 145~155cm | 4~6年生 |
LL | 155cm~ | 5~6年生 |
上記の表はあくまでも目安のため、お子さんに合った適切なサイズを選ぶには、実際にグローブを着用して以下の2つのポイントを確かめてみましょう。
- グローブの空洞部分に指の第2関節が隠れる
- 腕を上下に振っても落ちそうにならない
実際にグローブを着用して以上の2つのポイントが当てはまると適切なサイズと言えるでしょう。
グローブには、「内野手用」「外野手用」「ピッチャー用」「オールラウンド用」と種類が分かれており、以下の特徴があります。
種類 | 特徴 |
---|---|
内野手用 | 内野は速いゴロのボールが多いため、ゴロをキャッチしやすいように少し縦の長さが短めな設計 |
外野手用 | 外野はフライのボールが多いため、フライをキャッチしやすいように少し縦の長さが長めな設計 |
ピッチャー用 | 相手選手に球種を見破られにくくするため、ウェブ部分の空洞が少めな設計 |
オールラウンド用 | 複数のポジションを守ることができるように、いずれの特徴も取り入れた設計 |
少年野球用グローブを出している主要なメーカーは、「アシックス」「エスエスケイ」「久保田スラッガー」「ゼット」「ミズノ」「ローリングス」などがあります。
いずれのメーカーも人気ですが、初心者の方におすすめなメーカーは、「ゼット」「ミズノ」「ローリングス」です。ゼット・ミズノ・ローリングスはモデルやカラーバリエーションが豊富にあり、好きなデザインやカラーが選びやすくなります。
メーカーによっては、グローブのグレード(モデル)があり、グレードごとに「捕球のしやすさ」や「耐久性」などが異なります。
一例として「ミズノ」「ゼット」「ローリングス」の各グレードをご紹介していきます。
ランク | 名称 | 価格(目安) |
---|---|---|
1 | グローバルエリート | 16,000円~ |
2 | ウィルドライブ セレクトナイン | 12,000円~ |
3 | キャッチングナビ | 8,000円~ |
4 | ボールパーク | 7,000円~ |
5 | ワイルドキッズ | 4,000円~ |
ランク | 名称 | 価格(目安) |
---|---|---|
1 | ネオステイタス | 16,000円~ |
2 | ゼロワンステージ | 10,000円~ |
3 | ソフトステア | 8,000円~ |
4 | グランドヒーロー | 8,000円~ |
5 | アクロキャッチ | 5,000円~ |
ランク | 名称 | 価格(目安) |
---|---|---|
1 | HOH | 14,000円~ |
2 | HYPER TECH | 10,000円~ |
3 | SELECT PRO LITE | 6,000円~ |
続いて、おすすめな少年軟式野球用グローブをご紹介していきます。
ミズノのウィルドライブ(ブルー)は、柔軟性があり、グローブの開閉がしやすい構造となっています。また、ボールをキャッチする際に破れやすさを抑えるため、ウェブ部分が補強されており、耐久性の高いグローブです。
参考価格 | 9,977円 |
---|---|
品番 | 1AJGY27910 |
対象 | 少年軟式野球 |
利き手 | 両方選択可能 |
サイズ | S |
ポジション | オールラウンド用 |
素材 | 受球面・背面:クレストハイド(天然皮革:牛革) |
カラー | 09:ブラック 52:スプレンディッドオレンジ 68:プラムブラウン |
生産国 | フィリピン製 |
柔らかな加工をした天然レザーで楽にボールを掴むことができ、購入後すぐに使うことができる柔らかさで初めて野球をするお子さんも使いやすいグローブです。
参考価格 | 8,910円 |
---|---|
品番 | BJGB74330 |
対象 | 少年軟式野球 |
利き手 | 両方選択可能 |
サイズ | SS・S・M・L |
ポジション | オールラウンド用 |
素材 | 天然皮革製(表/ソフトレザー、平裏/ソフトレザー) |
カラー | ブラック |
生産国 | ベトナム製 |
購入したときからグローブが柔らかくなっており、グローブの型付けをする必要がなく、最初から使いやすいグローブです。また、ボールの衝撃を受けやすいウェブ下部に補強紐を装着し、ウェブ部分が補強されており、耐久性の高いモデルです。
参考価格 | 9,075円 |
---|---|
品番 | 1AJGY26930 |
対象 | 少年軟式野球 |
利き手 | 両方選択可能 |
サイズ | S・M・L |
ポジション | オールラウンド用 |
素材 | 受球面・背面:クレストハイド(天然皮革:牛革) |
カラー | レッド(62) |
生産国 | フィリピン製 |
少人数チームで複数のポジションを守る場合に適したオールポジション仕様のグローブです。ジュニア用グローブに必要とされる「柔らかい」「痛くない」「フィット感」の3つの条件に適しています。
参考価格 | 10,895円 |
---|---|
品番 | GJ2FR9G9M |
対象 | 少年軟式野球 |
利き手 | 両方選択可能 |
サイズ | S・M・L |
ポジション | オールラウンド用 |
素材 | 表革/天然皮革、裏革/共革 |
カラー | ロイヤル、ブラック |
生産国 | ベトナム製 |
タフさを追求したミズノのグローバルエリートシリーズのグラブです。ボールの衝撃を受けやすいウェブ下部に補強紐を装着し、ウェブ部分が補強されており、耐久性の高いモデルです。
参考価格 | 12,786円 |
---|---|
品番 | 1AJGY26520 |
対象 | 少年軟式野球 |
利き手 | 両方選択可能 |
サイズ | M |
ポジション | オールラウンド用 |
素材 | 受球面/背面:マデレンダーレザーRGII(天然皮革:牛革) |
カラー | ブラック(09)、クリアオレンジ(51)、ラディッシュ(70) |
生産国 | フィリピン製 |
人気のアミアミウェブを配したタイプで、天然皮革のしっかりとしたグローブです。
久保田スラッガーの革質は「湯もみ型付け」にも相性が良く、選手に合った型を作りやすく、小学生には「スタンダード型」「柔らかめ」でしっかり捕球出来る型付けがおすすめです。
参考価格 | 14,864円 |
---|---|
品番 | KSN-J6V |
対象 | 少年軟式野球 |
利き手 | 両方選択可能 |
ポジション | オールラウンド用 |
素材 | 天然皮革 |
カラー | ブラック、オレンジ、Fオレンジ |
生産国 | フィリピン製 |
それでは、今回の記事のおさらいをします。
- サイズ選びは、身長や年齢によって決める(実際に着用してフィット感を確かめると、尚良し)
- 様々なポジションを守ることが多いため、「オールラウンド」がおすすめ
- 「軟式・硬式・ソフトボール」それぞれグローブの特徴が異なる(ソフトボールの場合は、軟式用グローブでも良し)
いかがでしたでしょうか。
お子さんにピッタリなグローブを選ぶことにより、モチベーションの向上や上達するきっかけにもなるため、こちらの記事を参考にお子さんに合ったグローブを選んでみてくださいね!
また、グローブは日々のメンテナンスが必要となるため、グローブのメンテナンス用品の選び方をまとめたこちらの記事も是非ご一緒にご覧ください。
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