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お子さんの部活や習い事で夏の暑い時期になると、お弁当や飲み物などが傷みやすくなるため、クーラーボックスが必要になりますよね。
そこで、お子さんがスポーツで使用するクーラーボックスを選ぶ際に以下のようなお悩みや疑問をお持ちではないでしょうか。
1人用で持ち運びしやすいクーラーボックスを探している
保冷力の高いクーラーボックスが知りたい
スポーツシーンに最適なクーラーボックスを探している
本記事では、部活やスポーツシーンで持ち運びに便利な1人用の小型クーラーボックスの選び方やおすすめなクーラーボックスについて、分かりやすくご紹介していきますので、是非最後までご覧ください。
1.クーラーボックスの選び方
クーラーボックスを選ぶ際には、以下の3つのポイントを押さえて選びます。
- 容量（サイズ）から選ぶ
- タイプから選ぶ
- 保冷力から選ぶ
それでは、順番に解説していきます。
1-1.容量（サイズ）から選ぶ
クーラーボックスのサイズには、小さいもので「約5L」から大きいものでは「約100L」のサイズまであります。
部活やクラブ活動では、軽くて持ち運びしやすい「約5～10L」のサイズがおすすめです。
スポーツシーンでは、道具や着替え用の服など荷物が多くなるため、なるべくコンパクトなサイズのクーラーボックスを選びましょう。
1-2.タイプから選ぶ
クーラーボックスには、「ハードタイプ」と「ソフトタイプ」の2種類があるため、それぞれの特徴をご紹介していきます。
ハードタイプのクーラーボックスは、「保冷力」や「耐久性」に優れている点が特徴的です。
密封性が高く、長時間保冷力をキープすることができ、外部からの衝撃に強い素材のため落としたりした場合でも中の容器などが破損しにくい素材です。
また、防水性も高く中の水分が漏れる心配がないため、クーラーボックスの中に水や氷を入れて飲み物などを冷やすことができます。
メリット
- 保冷力が高く、冷たさを長時間キープできる
- 耐久性が高く、外部からの衝撃に強い
- 手軽に洗うことが可能
- 椅子のように座ることが出来るタイプが多い
デメリット
- 重量があり、折りたたむことができないため、持ち運びに不便
- 値段が高くなる
一般的に、「保冷バッグ」や「クーラーバッグ」と言われているソフトタイプのクーラーボックスは、軽量感があるため持ち運びする際の負担が少ない点が特徴的です。
また、「収納性」や「携帯性」にも優れており、使い終わった後にはコンパクトなサイズに折りたたむことができるため、持ち運びに便利です。
メリット
- 軽量感があり、折りたたむことができるため、持ち運びに便利
- 値段がリーズナブル
デメリット
- 保冷力が低く、長時間の保冷には不向き
- 耐久性が低く、外部からの衝撃に弱い
- 汚れが落ちにくい
ソフトタイプは、ハードタイプに比べて保冷力が劣るため、保冷力を長時間維持したい場合には「ハードタイプ」がおすすめです。
1-3.保冷力から選ぶ
クーラーボックスの保冷力の違いには、内側に保冷力を維持するための「断熱材」が入っており、その断熱材の種類によって保冷力が異なります。
また、ハードタイプとソフトタイプによって「断熱材」の素材が異なるため、それぞれの特徴をご紹介していきます
ハードタイプに使用される断熱材の素材は主に、「発砲スチロール」「発砲ウレタンフォーム」「真空断熱材」の3種類があります。
| 種類 | 特徴 | 保冷時間（目安） |
|---|---|---|
| 発砲スチロール | 安価なクーラーボックスに用いられる素材で、「発砲ウレタンフォーム」に比べて保冷力が劣る | 66～76時間 |
| 発砲ウレタンフォーム | 多くのクーラーボックスに用いられる素材で、保冷力の高いタイプ | 82～96時間 |
| 真空断熱材 | 釣り用のクーラーボックスに用いられることの多い素材で、軽量かつ保冷力が高い分、値段が高くなる | 88～126時間 |
※保冷時間については、中には入っている食料品などの量や保冷材の種類によって異なるため、あくまでも目安としてご参考ください。
一般的に、保冷力が高いと本体の重量が増すため、必要な保冷時間に応じて選ぶようにしましょう。
ソフトタイプに使用される断熱材の素材は主に、「アルミニウム」「ポリエチレン」「ポリウレタン」の3種類があります。
| 素材 | 特徴 | 保冷時間（目安） |
|---|---|---|
| アルミニウム | 他の素材に比べて価格がリーズナブルな分、保冷力の低いタイプ | 10～14時間 |
| ポリエチレン | 丈夫な素材ながら比較的リーズナブルな価格で、コスパに優れたタイプ | 12～16時間 |
| ポリウレタン | 他の素材に比べて価格が高くなるが、最も保冷力に優れたタイプ | 15～19時間 |
※保冷時間については、中には入っている食料品などの量や保冷材の種類によって異なるため、あくまでも目安としてご参考ください。
クーラーボックスの中には、「保冷効力：3.3℃以下（JIS）」などと表記されている場合があります。
このことは、クーラーボックスの中に水を入れて40度（±2度）の室内で8時間後にどの程度温度が変化しているのかを測定した数値のことです。
例えば、「保冷効力：3.3℃以下（JIS）」と表記されている場合、8時間経過して3.3度以下しか変化していないことになり、この数値が小さければ小さいほど保冷力が高いことになります。
2.クーラーボックスのメーカー
クーラーボックスを提供している人気の高い主要なメーカーは以下の通りです。
- Coleman（コールマン）
- LOGOS（ロゴス）
- THRMOS（サーモス）
- DAIWA（ダイワ）
- SHIMANO（シマノ）
Coleman（コールマン）は、1900年頃アメリカで生まれた大手アウトドアメーカーです。
テントやタープなど数多くのキャンプ用品を取り揃えており、「コールマンを選んでおけば間違いなし」と言われるほど、コールマンの製品は信頼されており、多くのキャンパー達などから支持を得ています。
コールマンのクーラーボックスは、ソフトタイプとハードタイプ両方あり、容量も「約5L」からなんと「約100L」のサイズまで展開されており、業界トップクラスの品数を揃えています。
LOGOS（ロゴス）は、海外メーカーかと思いきや日本生まれのアウトドアメーカーです。（著者は勝手にカナダのメーカーかと思っていました。笑）
そんなロゴスは、やさしく可愛らしいデザインが多いイメージで、キャンプギアからアパレルなど数多くのアウトドア用品を展開しています。
中でも、クーラーボックスやクーラーバッグに入れる倍速凍結・氷点下パックは、凍るまでの時間が従来品に比べて倍の時間短縮され、保冷時間が長時間維持される理由で大ヒットしています。
THRMOS（サーモス）はドイツ生まれのメーカーで、後に「日本酸素ホールディングス株式会社」が買収し、「サーモス株式会社」が事業を行っています。
サーモスと言えば、水筒やフライパンなどキッチン用品が有名ですよね。
そんなサーモスは、ソフトタイプのクーラーバッグを展開しています。ソフトタイプのクーラーボックスと言えばサーモスのソフトクーラーと言っても過言ではないほど、多くのショッピングセンターや量販店で販売されている大人気な定番製品です。
DAIWA（ダイワ）は、「グローブライド株式会社」が手掛ける日本の大手釣具のブランドです。
釣具メーカーのクーラーボックスだけあって、性能はピカイチです。釣り終わった後の魚を持ち帰る際になるべく新鮮な状態を維持するために、保冷力高くは評価されています。
また釣りの場合は、クーラーボックスに座って釣りをする方が多くいるため、座っても丈夫な作りのタイプが多くあり、釣りだけでなくキャンプやスポーツシーンとしても多く使われています。
SHIMANO（シマノ）は、1921年に日本で生まれた釣具や自転車部品の大手メーカーです。
釣具は、「シマノかダイワ」の論争が起きるほど釣り人には人気の高いメーカーです。
そんなシマノのクーラーボックスは実用性に優れているのが特徴的です。
保冷力が高いのはもちろんのこと、頑丈なため椅子としても使用できるタイプが多く、蓋の開閉や掃除などの手入れもしやすく、釣り人だけでなくキャンパーなどからも支持されている人気の高いメーカーです。
3.おすすめ「小型クーラーボックス」5選
それでは、部活や習い事などにおすすめな「小型クーラーボックス」をランキング形式で5つご紹介していきます。
ポチップ
キャンプやスポーツシーンはもちろんのこと、学校での夏の熱中症対策として推奨されているクーラーボックスです。
コンパクトサイズで本体重量が「約0.8kg」と軽量感があるため、持ち運びに便利なサイズです。
| サイズ | 約28.5×20×18（h）cm |
| 収納目安 | 500mlペットボトルを横置きで4本収納可能 |
| 容量 | 約4.7L |
| 重量 | 約0.8kg |
| カラー | ・レッド ・ブルー |
| 素材 | ポリエチレン、ポリプロピレン、発泡ウレタン |
保冷力抜群！
車内に置いたままでも、キンキンでした！
軽いし、持ち運びも問題なし！
500mlのペットボトル横にして入れると4本入るので、容量もいいです！
開ける時少し力があるので、そこだけがデメリットです。
ただ、非常に良いクーラーボックスです。
〈Coleman × BEAMS〉本日3月10日（金）よりご予約スタート🎉
— BEAMS (@BEAMS_JP) March 10, 2023
ちょっとしたレジャーにぴったりな『テイク6』『エクスカーション(R)クーラー16QT』をクレイジーパターンで別注😲
🔗https://t.co/xDpfLqDYPv
1980年代のレトロなアウトドアギアや、ポップな家電を彷彿とさせる仕上がりです✨#コールマン pic.twitter.com/oVcNFJlsis
ポチップ
ちょっとお高いですが、BEAMSとコラボのデザインも可愛いですよね。（著者はこれが欲しいです。）
ポチップ
釣具メーカーのDAIWA（ダイワ）のクーラーボックスは、蓋が両サイドのどちらからでも開くことができ、蓋の取り外しも可能なため簡単に手入れすることができます。
持ち運びに便利なハンドルは標準で付いておりますが、付属で肩掛けのベルトも付いているため、利用シーンに応じて使い分けて使用することができます。
| サイズ | 内寸（cm）：15×22×19 外寸（cm）：22×33×25 |
| 収納目安 | 500mlペットボトルを横置きで4本収納可能 |
| 容量 | 約6.5L |
| 重量 | 約1.5kg |
| カラー | ・ホワイト ・ホワイト×レッド ・ホワイト×ブルー ・ブルー ・イエロー ・マゼンタ ・グリーン |
| 素材 | 材質：プラスチック 断熱材：スチロール |
長時間冷えたまま
真夏の炎天下のサッカー用に購入。炎天下で使用しても朝に入れた大きめの保冷材は凍ったまま。保冷効果は抜群でした。両方から開けることができるため、ふたが取り外せて洗えるのもポイント高いです。徒歩、自転車、公共交通機関を使用して移動しますが、邪魔にならない大きさだし、使用する分にも申し分ない大きさです。
ダイワのミニクールS1050とインバーター導入。 クーラーは表彰式とかで座るのと持ち運びを考えたサイズ。インバーターは災害時用にお試しで pic.twitter.com/opY1u3RfcT
— YAICHI @子育て中 (@YAICHI96009104) August 16, 2020
ポチップ
ロゴスの大ヒット商品倍速凍結・氷点下パックと一緒に使用することにより、ソフトクーラーながらハードクーラー並みの保冷能力が発揮されます。
ロゴスの実験では、氷点下パックとの組み合わせでアイスクリームが「約13時間」保存が可能とされています。
耐久性の高い素材のため、落としたりした場合でも外部からの衝撃を緩和してくれます。また、使い終わった後はコンパクトに折り畳むことが可能なため、持ち運びに便利なクーラーボックスです。
| 容量 | 約6.5L |
| 収納目安 | 350mlの缶ジュースが6本収納可能 |
| サイズ | サイズ：（約）幅27.5×マチ幅23×高さ21.5cm 内寸：（約）幅24×奥行16×深さ17cm 収納サイズ：（約）縦20.5×横27.5×高さ10cm |
| 重量 | 約0.8kg |
| カラー | シルバー |
| 素材 | EVA、PP、PE、PVC、ナイロン |
いつまでも冷え冷え！
Lサイズを使っているのですが、子ども2人分だと大きすぎるので、思い切ってMサイズも購入しました。
500のペット4本とゼリー飲料と果物でちょうど良い大きさです。
Lサイズは、お買い物用にちょうど良いです！
今回、新しく導入したロゴスのクーラーボックスが一晩経っても氷が７割方残っているのに驚いた pic.twitter.com/EoldV7kexy
— himei3 (@himei3) June 20, 2020
ポチップ
5層の断熱構造を用いることにより、ソフトタイプながら長時間保冷力を維持するコスパ最強モデルです。
本体重量が「約0.3kg」と軽量感があるため、持ち運びする際の負担が少ないのが魅力的です。
また、お弁当を食べ終わった後はコンパクトに折り畳むことができるため、バッグへ収納することできる点も嬉しいポイントです。
| 容量 | 約5L |
| 収納目安 | 500mlペットボトルを横置きで4本収納可能 |
| サイズ | 幅×奥行×高さ（約cm）24×15×19 |
| 重量 | 約1.5kg |
| カラー | ・ブラック ・ブルー |
| 素材 | 外生地：ポリエステル 内生地：PEVA / クッション（断熱材）：ポリウレタン・発泡ポリエチレン・ポリプロピレン不織布 |
もう一つ購入を検討中
子供がサッカーで自分で持っていく時の補食や昼食入れに使用。大きさもリュックにも入りちょうど良い。これからの季節はますます大活躍しそう！見た目も良いし機能的にも抜群！外ポケットもありそれが決めてとなり購入！
弁当、おにぎり、凍らせたゼリードリンク、凍らせた500ccのペットボトル2本入ります。
10時間後、凍らせたペットボトルはまだ冷たいままでした！
クーラーバックはTHERMOSの5LのソフトクーラーREQ-005。
— テッテレー“oNpu”御手洗 (@minUtak) November 13, 2021
中にはWhole EarthのICE KEEP BLOCKの0℃入れてハイネケン冷やしてる。#みんキャン pic.twitter.com/7vY9uuWaaG
第5位【シマノ】ホリデークール 6L
ポチップ
釣具メーカーで有名なSHIMANO（シマノ）の小型クーラーボックスは「釣り用」としてのため、丈夫かつ軽量感があり持ち運びに便利で長時間保冷効果がある点が特徴的です。（釣り用ですが、アウトドアやスポーツシーンとしてもご利用できます。）
また、付属でショルダーベルトが付いているため、利用シーンに応じて使い分けることが可能です。
| 容量 | 約6L |
| 収納目安 | 500mlペットボトルを4本収納可能 |
| サイズ | 外寸：334×217×221（mm） 内寸：257×140×150（mm） |
| 重量 | 約1.1kg |
| カラー | ・ピュアホワイト ・グレー |
| 素材 | 発泡ポリスチレン |
お手軽サイズ！
保冷力は低いがサイズは完璧。
ダイワの保冷剤がピッタリサイズ。
分解できたので隙間を自分で断熱材を増してアルミ箔で巻いたので性能アップ！
特に蓋は保冷剤無しなので工夫したら大きく変わります。
4.試合・遠征用におすすめクーラーボックス
続いて、番外編ではありますが試合や遠征に行く際のおすすめなクーラーボックスをご紹介していきます。
ポチップ
ポチップ
コールマンの「ホイールクーラー28QT/60QT」は、名前の通りホイール（タイヤ）が付いており、ハンドルを持って転がしながら移動することができるため、持ち運びに便利なクーラーボックスです。
試合や遠征では、食料品や飲料水など特に多くなることから、ホイールが付いたタイプがおすすめです。
| 容量 | 28QT：約26L 60QT：約56L |
| 収納目安 | 28QT：2Lのペットボトルを6本収納可能 60QT：2Lのペットボトルを12本収納可能 |
| サイズ | 28QT：約49×34×42／ハンドル使用時：94（h）cm 60QT：約58×46×45／ハンドル使用時：106（h）cm |
| 重量 | 28QT：約3.3kg 60QT：約6.5kg |
| カラー | 28QT：スカイブルー、ピンク 60QT：ブルー、ピンク、レッド |
| 素材 | 28QT：発泡ウレタン、ポリエチレン 60QT：ポリエチレン、ポリプロピレン、スチール、 発泡ウレタン |
使いやすい！
夏場の息子の野球のときに使っています。車輪が細めなので、あまりデコボコ道は振動すごいし、壊れないかちょっと不安になりますが、保冷機能はしっかりしているし、なにより持ち運びしやすくて、めちゃくちゃ重宝してます！一番底が車輪の部分とぶつかるので、平らではないですが、深さがあるので、保冷剤をうまいこと下にひいてから使うといいかと思います。氷も保冷剤に挟んで入れておけば、１日溶けずにしっかり保冷されています！軽いので、子どもが引いていくのにもいいです。
おはようございます😃
— 陶森さん@陶芸 (@tou_mori50) September 27, 2022
郊外に野菜の買い出し🥦。
夏に張り切ってコールマンのホイールクーラーを購入したので、買ったお野菜を保冷剤で冷やしながら運べるようになりました🧳。
買い物帰りに慌てる事なく
遠出もできるよ〜。🚘 pic.twitter.com/xiEMziSjLH
5.まとめ
それでは、今回の記事のおさらいをします。
- 部活などでは、「5～10L」のサイズがおすすめ
- 「ハードタイプ」と「ソフトタイプ」それぞれの特徴を押さえて選ぶ
- 断熱材の種類によって保冷力が異なる
いかがでしたでしょうか。
クーラーボックスは夏の熱中症対策や食中毒などから身を守るために必需品とも言えるほど重要なアイテムのため、利用シーンや利用時間などを想定して最適なタイプを確かめて選ぶようにしましょう。
また、水筒やジャグについても次の記事にてご紹介しておりますので、ご一緒にご覧ください。
