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こちらの記事では、これからお子さんが少年野球チームやスポーツ少年団などに入る際、「最初に揃えておく野球用品が知りたい」「最初に必要な費用を知りたい」という方へ向けて、最初に必要な道具の種類や初期費用などについてわかりやすくご紹介していきますので、ご参考にしてください。
はじめに
クラブチームなどに入ることが決まった場合、最初に全ての道具を揃える必要はありません。「購入したけど、結局あまり使わなかった」とならないために、まずは最低限必要な道具から準備し、その後必要に応じて徐々に揃えていくことが大切となります。
そのため、本記事では「最初に必要な道具」と「慣れてきてから準備する道具」に分けてご紹介していきます。
まずは、「最初に必要な道具」として、以下の6種類が必要となります。
- グローブ
- ユニフォーム
- シューズ
- アンダーシャツ
- ソックス
- ベルト
続いて、「慣れてきてから準備する道具」として、以下の3種類が必要となります。
- バット
- バッグ
- スライディングパンツ
それでは、上記の各道具の種類や費用についてご紹介していきますので、是非最後までご覧ください。
少年野球用グローブの種類には、「軟式用」「硬式用」「ソフトボール用」の3種類があり、それぞれボールの硬さや大きさによってグローブの形状や素材が異なります。
軟式ボールの表面はゴムで作られているため、ボールをキャッチした際に弾いてしまわないようにグローブの革が柔らかく軽量感のある設計となっています。
硬式ボールは軟式ボールに比べて石のように硬い作りとなっており、軟式用グローブの様な柔らかな革だと耐久性が劣り、ボールをキャッチする際に手が痛くなってしまうため、硬式用グローブは革が厚く耐久性に優れている設計となっています。
ソフトボールは、軟式・硬式ボールに比べてボールのサイズが大きいため、ソフトボールの大きさに合わせてポケットが深い設計となっています。
種類 | 費用(目安) |
---|---|
軟式用 | 8,000~16,000円 |
硬式用 | 10,000~18,000円 |
ソフトボール用 | 8,000~16,000円 |
少年野球用グローブとソフトボール用グローブについては、こちらの記事にて詳しく解説しておりますので、ご参考にして下さい。
【超初心者必見】少年野球用グローブの選び方とおすすめ6選【2023年最新版】ユニフォームは上下で分かれており、所属するチームによって準備するものが変わってきます。試合用と練習用ユニフォームを一緒にしているチームもあれば、練習用ユニフォームはご自身で用意する場合もあるため、まずは何が必要になるのか事前に確認してからユニフォーム選びをしましょう。
ユニフォームのシャツは大きく分けて、「メッシュ素材」と「ニット素材」の2種類があります。
素材 | 特徴 |
---|---|
メッシュ | 通気性が良く涼しくプレーできるため、主に暖かい季節に着用する |
ニット | 生地に厚みがあり比較的暖かいため、主に寒い季節に着用する |
少年野球用ユニフォームのパンツは、「レギュラータイプ」と「ショートフィットタイプ」の2種類が定番です。
タイプ | 特徴 |
---|---|
レギュラー | 昔からある定番のタイプで、パンツを履いた後にひざ下ぐらいまで捲り上げるゆったりとした履き心地 |
ショートフィット | 近年主流となっているタイプで、パンツを履いた後に捲り上げる必要がなく、動きやすいピチッとした履き心地 |
種類 | 費用(目安) |
---|---|
シャツ | 2,000~4,000円 |
パンツ | 3,000~6,000円 |
少年野球用ユニフォームについてはこちらの記事にて詳しく解説しておりますので、ご参考にしてみて下さい。
【ジュニア用】野球ユニフォームズボンの選び方とおすすめ5選【2023年最新版】野球用のシューズには、「スパイク」と「トレーニングシューズ」の2種類があります。
スパイクには、「金具スパイク」と「ポイントスパイク」の2種類があります。しかし金具スパイクの場合、ケガのリスクが高まるため、小学生は金属製の金具スパイクを履いてプレーすることは禁止されています。そのため、小学生は「ポイントスパイク」を履いてプレーします。(中学生から金具スパイクも着用可能になります。)
また、ポイントスパイクには、「樹脂製」と「ゴム製」の2種類があり、以下の様な特徴があります。
素材 | メリット | デメリット |
---|---|---|
樹脂製 | 耐久性に優れている | 足への負担が大きい |
ゴム製 | 耐久性が劣る | 足への負担が少ない |
トレーニングシューズはスパイクに比べてグリップ力が劣るため滑りやすくなりますが、足への負担が軽減されるため練習ではトレーニングシューズを履いているお子さんが多いです。また、トレーニングシューズは着脱が簡単なベルトタイプがおすすめです。
種類 | 費用(目安) |
---|---|
スパイク | 4,000~8,000円 |
トレーニングシューズ | 3,000~6,000円 |
少年野球用シューズについては、こちらの記事にて詳しく解説しておりますので、ご参考にしてみて下さい。
【少年野球】失敗しない野球用シューズの選び方をわかりやすく解説【2023年最新版】野球の練習や試合では、ユニフォームの下にアンダーシャツを着てプレーをすることが多いです。アンダーシャツの主なタイプは、「ぴっちりタイプ」と「ゆったりタイプ」の2種類があり、以下の様な特徴があります。
ぴっちりとした着心地のアンダーシャツは「着圧タイプ」などと呼ばれており、身体に圧をかけることにより筋肉のブレを抑制し、ケガ予防やパフォーマンの向上を図ることが可能なタイプです。
ぴっちりとしたタイプのアンダーシャツを販売しているメーカーは「アンダーアーマー」や「ミズノ」などがあり、以下の様な名称で販売されています。
メーカー | 名称 |
---|---|
アンダーアーマー | コンプレッション |
ミズノ | バイオギア |
ゆったりとした着心地のアンダーシャツは、身体を締め付けすぎず長時間着用していてもストレスを感じさせないため、締め付け感があまり気にならないタイプです。
ゆったりとしたタイプのアンダーシャツを販売しているメーカーは「アシックス」「ゼット」「デザント」などがあり、以下の様な名称で販売されています。
メーカー | 名称 |
---|---|
アシックス | ミドルフィット |
ゼット | ライトフィット |
デサント | リラックスフィット |
道具 | 費用(目安) |
---|---|
アンダーシャツ | 2,000~3,000円 |
アンダーシャツについては、こちらの記事にて詳しく解説しておりますので、ご参考にしてみて下さい。
【少年野球】失敗しないアンダーシャツの選び方をわかりやすく解説【2023年最新版】少年野球用ソックスの種類は、「ひざ上タイプ」「ひざ丈タイプ」「五本指タイプ」の3種類があります。
ひざ上タイプのソックスは、その名前の通りひざ上まで伸びるロングタイプ仕様のソックスです。ズレにくく、スライディング時などのケガの予防になるメリットがあります。しかし、ひざ裏が蒸れやすくなり、長時間の着用で汗疹が発生しやすいというデメリットがあるため、ひざ上ソックスを選ぶ際には、通気性の良い薄い生地のタイプがおすすめです。
※ショートフィットタイプのパンツを履く場合は、ひざ上タイプがおすすめです。
ひざ丈タイプのソックスは、ソックスの長さがひざ下まであるショートタイプ仕様のソックスです。ひざ回りが動きやすくなり、ひざ裏が蒸れる心配もありません。しかし、ひざ部分がカバーされないため、ケガのリスクが高まります。そのため、パンツを選ぶ際に、ヒザ補強付きパンツを選ぶことをおすすめします。
※レギュラータイプのパンツを履く場合は、ひざ丈タイプがおすすめです。
5本指タイプのソックスは、足の指先が分かれていることにより指先に力が入るため、バッティング・送球・走行時の踏み込む力が増し、瞬間的な動きが速くなります。しかし、他にソックスに比べてコストは少し上がりますが、パフォーマンスが向上しやすくなることから近年人気の高いタイプです。
※5本指ソックスの長さは、「ひざ上タイプ」と「ひざ丈タイプ」の2種類ある場合が多いです。
タイプ | 費用(目安) |
---|---|
ひざ上・ひざ丈(3足組) | 1,000円前後 |
五本指(3足組) | 1,000~3,000円 |
ソックスについては、こちらの記事にて詳しく解説しておりますので、ご参考にしてみて下さい。
【少年野球】失敗しないソックスの選び方をわかりやすく解説【2023年最新版】少年野球用ベルトの種類には、「ストレートタイプ」と「カーブタイプ」の2種類があり、以下の様な特徴があります。
ストレートタイプのベルトは、直線になっている一般的なタイプのベルトでカラーバリエーションが豊富にある点が特徴です。
カーブタイプのベルトは、形状が湾曲(弓型)になっており、フィット性に優れているため、動きに柔軟性を持てる点が特徴です。
タイプ | 費用(目安) |
---|---|
ストレート | 1,000円前後 |
カーブ | 2,000~3,000円 |
少年野球用ベルトについては、こちらの記事にて詳しく解説しておりますので、ご参考にしてみて下さい。
【少年野球用】失敗しないベルトの選び方をわかりやすく解説【2023年最新版】ここまでは「最初に必要な道具」をご紹介していきましたが、ここからは「慣れてきてから準備する道具」をご紹介していきます。
少年野球用バットの素材は主に、「木製」「アルミ合金」「超々ジュラルミン」「カーボン(FRP)」「コンポジット(複合)」の5種類があります。
木製バットは他のバットに比べて芯が小さく飛距離が出にくいタイプです。しかし、小さい芯に当てる練習を行うことにより、芯に当てる感覚が身に付くため、他のバットを使用した際に芯に当たりやすくなるため、主に練習用として使用されてます。
アルミ合金のバットは名前の通りアルミ素材で作られており、柔らかな打感でボールを打つことが可能となります。アルミ素材の特性上、飛距離が出にくく耐久性が低くなりますが、比較的低価格で販売されており、練習用として使用する場合におすすめです。
超々ジュラルミンのバットは硬い金属の素材で作られており、硬式野球用のバットなどでも採用されています。ボールを打つ際の打感は硬くなり、飛距離が出やすく耐久性の高いタイプです。
カーボン素材のバットは軽量感があり、飛距離の出やすいタイプのバットです。軽量感があることから、体格が小さなお子さんの場合でも飛距離が出やすいため、人気の高いバットです。
コンポジット素材のバットは、複数の素材を組み合わせて作られており、「高反発」バットとも言わている「よく飛ぶ」バットです。軽くスイングだけで飛距離が出るため、あまり力に自信がないお子さんでも飛距離の出やすいタイプとして人気の高いバットです。
素材 | 費用(目安) |
---|---|
木製 | 6,000~8,000円 |
アルミ合金 | 8,000~10,000円 |
超々ジュラルミン | 10,000~15,000円 |
カーボン(FRP) | 20,000~25,000円 |
コンポジット(複合) | 30,000~40,000円 |
少年野球用軟式バットについては、こちらの記事にて詳しく解説しておりますので、ご参考にしてみて下さい。
【ジュニア用】失敗しない軟式バットの選び方とおすすめ10選【2023年最新版】小・中学生の場合は、自転車で移動することが多いため、バッグの中でも安定感のある「リュックサック」がおすすめです。また、リュックサックの場合は、ショルダーバッグに比べて肩への負担も軽減する役割を果たしています。
また、少年野球用バッグのサイズは「L(リットル)」で表記されており、主に「約20~35L」までのサイズがあり、以下の様な特徴があります。
小学校低学年のお子さんの場合は、「約20~25L」程度の小さめのバッグがおすすめです。30L以上のサイズだと身体に負担がかかってしまうため、小さめのサイズを選びましょう。
小学校高学年のお子さんの場合は、「約30~35L」のサイズがおすすめです。身体が成長し、少し大きめのバッグを背負っても負担が少なくなるため、荷物がたくさん収納できる30L以上のバッグを選びましょう。
容量 | 費用(目安) |
---|---|
20~25L | 4,000~8,000円 |
30~35L | 5,000~10,000円 |
少年野球用バッグについては、こちらの記事にて詳しく解説しておりますので、ご参考にしてみて下さい。
【少年用】失敗しない野球用バッグ(バックパック)の選び方をわかりやすく解説野球は走塁時などにスライディングをする場面が多くあり、スライディング時にケガのリスクを軽減するため、スライディングパンツを着用することがおすすめです。
容量 | 費用(目安) |
---|---|
スライディングパンツ | 2,000~3,000円 |
ここまでは、道具の特徴や価格をご紹介していきましたが、「最初に必要な道具」と「慣れてきてから準備する道具」のおおまかな費用をまとめていきます。
道具 | 費用(目安) |
---|---|
グローブ | 8,000~18,000円 |
ユニフォーム | 5,000~10,000円 |
シューズ | 3,000~8,000円 |
アンダーシャツ | 2,000~3,000円 |
ソックス | 1,000円 |
ベルト | 1,000円 |
合計 | 20,000~41,000円 |
道具にはグレード(ランク)があり、選ぶ種類によって品質や耐久性などが変わりますが、スタンダードな道具を選んだ場合に平均すると「約30,000円」が必要となります。
道具 | 費用(目安) |
---|---|
バット | 10,000~20,000円 |
バッグ | 4,000~10,000円 |
スライディングパンツ | 2,000~3,000円 |
合計 | 16,000~33,000円 |
こちらの道具スタンダードな種類を選んだ場合に平均すると、「約25,000円」が必要となります。
以上のことから、「最初にかかる必要な費用」と「慣れてきてから準備する道具の費用」の合計は、約55,000円が必要となります。
それでは、今回の記事のおさらいをします。
- グローブの種類は、「軟式用」「硬式用」「ソフトボール用」の3種類がある
- ユニフォーム(シャツ)は主に、「メッシュ素材」と「ニット素材」の2種類がある
- ユニフォーム(パンツ)は主に、「レギュラータイプ」と「ショートフィットタイプ」の2種類から選ぶ
- スパイクは、「ポイントスパイク」を選び、低学年の子には「ゴム製スパイク」がおすすめ
- トレシューは、足の負担が軽減されるため、練習ではトレシューを履くことがおすすめ
- アンダーシャツは、シーズンや着心地など好みのタイプを選ぶ
- ソックスは、ズレにくくケガの予防にもなる「ひざ上タイプ」がおすすめ
- ベルトは、耐久性があり低価格な「人工皮革」のベルトがおすすめ
- バットは主に、素材の種類などで値段が異なる
- バッグのサイズは、小学校低学年は「20~25L」、小学校高学年は「30~35L」がおすすめ
- スライディングパンツは、「パッド付き」タイプがおすすめ
いかがでしたでしょうか。
野球用品を一式揃える場合は決して安い金額ではありませんが、セール品などもチェックして無理せずに徐々に揃えていきましょう。
最後までご覧いただきましてありがとうございました!
[…] また、少年野球やスポーツ少年団などに入る際に必要な道具の種類や初期費用についてこちらの記事で詳しくご紹介しておりますので、是非ご一緒にご覧ください。 […]
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