【ジュニア用】失敗しない軟式バットの選び方とおすすめ10選【2023年最新版】

少年軟式バット

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こちらの記事では、少年軟式野球をしている(または、これから始める)お子さんにバットを購入する際、「種類が多くて何を選べば良いのか分からない」「初心者におすすめなバットを教えてほしい」という方へ向けて、少年用軟式バットの選び方や種類についてご紹介していきますので、選ぶ際のご参考にしてください。

はじめに

多くの少年野球チームでは、チームとして所有しているバットがあるため基本的に野球を始めて直ぐにはご自身でバットを準備する必要はありません。しかし、自分専用のバットを持つことにより、素振りやティーバッティングなどの自主練習ができるだけでなく、試合でも自分のバットを使用することができるため、慣れている自分のバットを使用することにより、本来のパフォーマンスが発揮されすくなることから自分専用のバットを準備することをおすすめします。

1.選び方

バットの種類は多くあるため、お子さんに合ったバットの選び方をご紹介していきます。

少年用軟式バットを選ぶ際には、以下の4つのポイントから選びます。

  1. 公認マーク
  2. 長さ
  3. 重さ
  4. バランス

それでは、①~④まで順番に解説していきます。

1-1.公認マーク

バットを公式戦で使用する場合、全日本軟式野球連盟の規定を満たしている”JSBB”マークが付いているバットでないと公式戦で使用できません。そのため、バットを選ぶ際には”JSBB”マークが付いているバットを選びましょう。(JSBBマークは、基本的にグリップの上部分に刻印されています。)

1-2.長さ

バットの長さ

少年軟式用バットの長さには、「約64~82cm」まであります。バットは長すぎるとスイングする際にバランスが崩れてしまい上手くスイングできません。また、短すぎても飛距離が出にくいため、お子さんの体格に合わせてバットの長さを選ぶ必要があります。

バットの長さを選ぶ際に以下の早見表をご参考にしてください。

ジュニア用バットの長さ早見表

身長
学年
~120cm
1年生
120~135cm
2年生
130~145cm
3年生
140~155cm
4年生
155cm~
(5・6年生)
バットの長さ~65cm65~73cm68~78cm72~80cm78~82cm

また、正確にバットの長さを測るには、以下の2つの計測方法があります。

バットの長さを計測する方法
  1. 「腰骨と股下の中間」から「中指の先」まで計測
  2. 片腕を横に広げ「胸の中心」から「指先」まで計測

①「腰骨と股下の中間」から「中指の先」まで計測する方法

バット長さ

②片腕を横に広げ「胸の中心」から「指先」まで計測する方法

バットの長さ

ポイント
一般的には、上記の方法で計測した長さと同じ長さのバットを選びますが、子供の成長は早く、今後2~3年使用することを考えると、実測値より少し長めのサイズ(+2~3cm程度)がおすすめです。

1-3.重さ

バットの重量

少年軟式用バットの重量は、「約350~650g」まであります。バットの素材などによって多少のバラつきはありますが、基本的には長さに比例して重量が決まります。

重量を選ぶ際には、下記の表を元に年齢や身長を参考にして選びましょう。

年齢(平均身長)参考重量
6~7歳(115~125cm)350~450g
8~9歳(125~135cm)400~550g
10~11歳(135~145cm)500~650g

1-4.バランス

バットには「バランス」があり、重心の位置によってバットをスイングする際に感じる体感質量が異なります。バランスの種類には、「トップバランス」「ミドルバランス」「カウンターバランス」の3種類があります。

バットバランス
種類特徴
トップバランスバットの先端に重心があり、大きな遠心力が働き飛距離出やすくなるため、長距離打者(ロングヒッター)におすすめ
ミドルバランスバットの中央付近に重心があり、トップバランスに比べ遠心力が小さくなり、バットコントロールがしやすくなるため、中距離打者(ミドルヒッター)におすすめ
カウンターバランスバットの根元付近に重心があり、ミドルバランスに比べ遠心力がさらに小さくなり、飛距離は出にくい分、よりバットコントロール性が向上するため、打率の高い打者(アベレージヒッター)におすすめ

1-5.メーカー

少年用軟式バットを出している主要なメーカーは、「アシックス」「エスエスケイ」「ゼット」「ミズノ」「ローリングス」があります。

中でも、「ゼット」や「ミズノ」は種類やカラーバリエーションが多く初心者の方には特に人気の高いメーカーです。

2.素材

軟式用バットの素材は主に、以下の5種類があります。

  1. アルミ合金
  2. 超々ジュラルミン
  3. カーボン(FRP)
  4. コンポジット(複合)
  5. 木製

では、①~⑤の特徴や目安の費用についてご説明していきます。

2-1.アルミ合金

アルミ合金とは、軽量感のあるバットで柔らかな打感で打つことができるバットです。他のバットに比べて飛距離は出づらいタイプで、練習用として使用する場合におすすめです。

参考価格:~10,000円

2-2.超々ジュラルミン

超々ジュラルミンとは、硬い金属の素材で作られています。打感は固めに設計されており、比較的飛距離も出やすいタイプです。また、硬い素材で作られているため耐久性にも優れています。

参考価格:10,000~20,000円

2-3.カーボン(FRP)

カーボンとは、高い強度と軽さのある素材で作られています。軽量感があり飛距離も出やすい素材のため、体格が大きくないお子さんでも比較的飛距離が出やすくなります。

参考価格:20,000~30,000円

2-4.コンポジット(複合)

コンポジットとは、複数の素材(FRP・ウレタン・ゴムなど)を合成させた複合バットです。高反発バットなどとも言われ、非常に良く飛ぶバットで人気の高いタイプです。

参考価格:30,000~40,000円

2-5.木製

木製バットは、金属バットに比べると芯が小さく飛距離が出にくいです。しかし、芯が小さい分、芯にミートさせる練習をすることにより、他のあらゆるバットが使いやすくなるため、練習やティーバッティングなどでよく使用されています。

参考価格:~6,000円

ポイント
初心者の方には、「超々ジュラルミン」の素材がおすすめです。飛距離も出やすく日頃の練習や試合でも使用することができます。

3.「ミドルバランス」おすすめ5選

まずは、初心者におすすめな「ミドルバランス」のおすすめバットをランキング形式で5つご紹介していきます。

第1位【ミズノ】ウィルドライブ レッド

品番1CJMY16174/76/78
参考価格9,299円
素材超々ジュラルミン
カラー■1CJMY16174
シルバー
■1CJMY16176
ブラック
■1CJMY16178
ゴールド
サイズ■1CJMY16174
長さ:74cm
最大径:平均Φ66mm
重量:平均500g
■1CJMY16176
長さ:76cm
最大径:平均Φ66mm
重量:平均520g
■1CJMY16178
長さ:78cm
最大径:平均Φ66mm
重量:平均540g
バランスミドルバランス
原産国中国製
備考・少年軟式野球ルール(JSBB)対応

ミズノのウィルドライブシリーズは、「セレクトナインシリーズ」の後継機のような位置付けとして2022年に新しいシリーズとして発売されました。力が伝わりやすく、軽いふり抜きで遠くへ飛ばしやすいバットです。

第2位【ミズノ】VコングJr.

品番1CJMY11876‎/78
参考価格10,299~10,599円
素材超々ジュラルミン
カラー■1CJMY11876‎
シルバー
■1CJMY118768
ゴールド
サイズ■1CJMY11876‎
長さ:76cm
直径:Φ67mm
重量:平均530g
■1CJMY118768
長さ:78cm
直径:Φ68mm
重量:平均540g
バランスミドルバランス(ミドルヒッター向き)
原産国日本製
備考・少年軟式野球ルール(JSBB)対応
・グリップテープ:2ZT210

高校野球などでも人気の高い、ミズノの「Vコングシリーズ」の少年用軟式バットです。バット表面部に特殊研磨加工を施すことにより、ボールのスピン量が増し、鋭い打球を打つことができます。

第3位【ゼット】ヒットマシン

品番BCT77272
参考価格7,832円
素材FRP(カーボン/ガラス)
カラーシルバー、レッド、ブラック、ネイビー、ゴールド
サイズ長さ:75cm
重量:平均420g
バランスミドルバランス(ミドルヒッター向き)
原産国中国製
備考・少年軟式野球ルール(JSBB)対応
・グリップテープ:PU製ウェットテープ(1.0mm)

芯が広い設計を施すことにより、少し芯から外れてもミートしやすくなります。また、軽量感もあるため、ふり抜きやすいバットです。

第4位【SSK】ハンターマックス

品番HMNJ0116
参考価格11,399~18,990円
素材超々ジュラルミン
カラーブラック・シルバー
サイズ■ブラック
長さ:78cm/直径:68mm/重量:平均590g
■シルバー
長さ:80cm/直径68mm/重量:平均605g
バランスミドルバランス(ミドルヒッター向き)
原産国日本製
備考・少年軟式野球ルール(JSBB)対応
・付属品バットケース付

野球ブランド「SSK(エスエスケイ)」の、ジュニア軟式用金属製バットです。打球部の「バンピーコア」がアップデートされ、初級初速が前作に比べて速くなっているのが特徴的です。

第5位【ローリングス】ハイパーマッハエアー

品番BJ0HYMAI
参考価格16,600~24,990円
素材本体(FRP)、打撃部(Hyper Titanium/βチタン合金・カーボン・PU)
カラーレッド(RD)
サイズ・長さ:74cm、重量:平均530g
・長さ:76cm、重量:平均540g
・長さ:78cm、重量:平均550g
・長さ:80cm、重量:平均560g
バランスミドルバランス(ミドルヒッター向き)
原産国中国製
備考・少年軟式野球ルール(JSBB)対応

打球部内部に空洞を作ることにより、打球初速アップされ打球速度が上がりやすくなっています。また、カーボンの特殊チューブを内蔵しているため、飛距離も出やすくなっています。

4.「トップバランス」おすすめ5選

続いて、「トップバランス」のおすすめバットをランキング形式で5つご紹介していきます。

第1位【ミズノ】ビヨンドマックスオーバルVA

品番1CJBY15578・1CJBY15580
参考価格26,400円
素材カーボン+グラス+ポリウレタン
カラー■1CJBY15578
0540:ダークシルバー×ライム
■1CJBY15580
0927:ブラック×ブルー
サイズ■1CJBY15578
長さ:78cm
最大径:平均Φ69mm
■1CJBY15580
長さ:80cm
最大径:平均Φ69mm
重量■1CJBY15578
平均580g
■1CJBY15580
平均590g
バランストップバランス
原産国中国製
備考・少年軟式野球ルール(JSBB)対応
・専用バットケース付き

芯部分が楕円形の構造になっているとこにより、打撃面の当たりを使い分けることが可能です。

第2位【ゼット】ブラックキャノンMAX

品番‎BCT71208・BCT71200
参考価格17,600~17,990円
素材カーボン
カラー■‎BCT71208
シルバー
■BCT71200
ブラック
サイズ■‎BCT71208
長さ:78cm
■BCT71200
長さ:80cm
重量■‎BCT71208
平均560g
■BCT71200
平均570g
バランストップバランス
原産国中国製
備考・少年軟式野球ルール(JSBB)対応
・グリップ:ノンスリップPU製テープ(厚さ1.0mm)BTX1280
・打撃部三重管構造
・テーパーグリップ

打撃部は、”超・肉薄”設計でトランポリン効果が大幅に向上し、グリップ側の強度を上げ、スイングスピードやパワー効率よくバットに伝え、強烈に速い打球を可能にしたJ号ボールに最適なモデルです。

第3位【SSK】軟式ジュニアFRP製バット MM18

品番‎SBB5039
参考価格29,920円
素材FRP・カーボン
カラーブラック
サイズ■長さ
・78cm
・80cm
重量・平均570g
・平均580g
バランストップバランス
原産国日本製
備考・少年軟式野球ルール(JSBB)対応
・専用バットケース付き

ウレタン部分が18mmと厚く設計されておており、「飛び」に強く軽量設計なため、身体が大きくないお子さんでも飛びやすいバットです。

第4位【ミズノ】軟式用ビヨンドマックス EVIIN

品番1CJBY16874/76/78/80
参考価格17,589円
素材カーボン/グラス/EVA
カラー・ブルー
・レッド
・シルバー×オレンジ
・ブラック×ライム
サイズ■長さ(重量)
・74cm(510g)
・76cm(520g)
・78cm(520g)
・80cm(530g)
バランストップバランス(ロングヒッター向き)
原産国中国製
備考・少年軟式野球ルール(JSBB)対応
・専用バットケース付属

バットのバランスを先端におき、ボールに負けないヘッドの効いたスイングを可能にしてくれます。軽量&硬めに設計され、打球部にはEVAを採用し、打ちごたえのある打感を創出します。

第5位【ミズノ】ディープインパクト

品番‎1CJFY11580
参考価格17,990円
素材カーボン+グラス+特殊フィルム
カラーブラック
サイズ長さ:80cm
最大径:平均Φ69mm
重量平均570g
バランストップバランス
原産国中国製
備考・少年軟式野球ルール(JSBB)対応
・グリップテープ:2ZT210
・専用バットケース付属

硬く・重くなったJ号ボールにあわせてミズノが開発した少年用軟式バットです。ビヨンドマックスのウレタン構造とは違い、カーボンの多層構造を採用し、硬い打感・心地よい打球音を実現します。

5.まとめ

それでは、今回の記事のおさらいをします。

  • バットを選ぶ際には、「JSBBマーク」が付いたバットを選ぶ
  • 年齢や身長合わせて長さや重量を選ぶ
  • バランスは、体格や特性に合わせて最適な種類を選ぶ
  • メーカーは、「ゼット」や「ミズノ」が人気
  • 初心者には「超々ジュラルミン」素材がおすすめ

いかがでしたでしょうか。

お子さんに合ったバットを選ぶことにより、パフォーマンスが向上し、モチベーションが上がるきっかけにもなるため、本記事でご紹介したポイントを押さえて選び子さんに合った最適なバットを選んであげてくださいね!

また、バットを選ぶ際にバッティンググローブも必要となるため、まだ持っていな方や買い替えを検討されている方はこちらの記事にて詳しくご紹介しておりますので、是非ご一緒にご覧ください。

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