【ジュニア用】サッカーシューズの選び方とおすすめスパイク5選【2023年最新版】

ジュニアサッカーシューズ

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こちらの記事では、お子さんのサッカーシューズを選ぶ際に、「種類が多くて何を選べば良いのか分からない」「初心者におすすめなサッカーシューズが知りたい」という方へ向けて、ジュニア用サッカーシューズの選び方や種類、おすすめなスパイクについて分かりやすくご紹介していきますので、選ぶ際のご参考にしてください。

1.シューズの種類

サッカーシューズ

サッカーシューズには、「スパイク」「トレーニングシューズ」「インドアシューズ」の3種類があるため、それぞれの特徴をご紹介していきます。

1-1.スパイク

スパイクは、ソールのスタッド(靴底の突起部分)の数が少ない分、高くなっていのるが特徴的です。スタッドが高く設計されていることにより、地面にスタッドが刺さり滑りにくい構造となっています。

1-2.トレーニングシューズ

トレーニングシューズは、ソールのスタッドの数が多い分、低くなっているのが特徴的です。スタッドが低く設計されていることにより、地面にスタッドが刺さりにくくスパイクと比較するとやや滑りやすくなりますが、足への負担が少ない構造となっています。

スパイクとトレーニングシューズを履き分ける理由

スパイクとトレーニングシューズを履き分ける理由としては、足への負担に関係しています。「スパイク」は、スタッドが高い分、身体の重心が足元にかかるため、足への負担が大きくなります。対して「トレーニングシューズ」は、スタッドが低い分、足への負担が軽減されます。

そのため、練習の際には足への負担が軽い「トレーニングシューズ」を着用し、試合の際にはグリップ力やフィット感の高い「スパイク」を着用することがおすすめです。

ポイント
クラブチームなどに入ったばかりのお子さんの場合、最初は試合に出る機会も少なく、足への負担も考えとまずは「トレーニングシューズ」を準備し、慣れてきたら「スパイク」を準備することがおすすめです。
※クラブチームによっては、最初からスパイクを着用する場合もあるため、その際にはチームの指示に従ってスパイクを準備しましょう。

1-3.インドアシューズ

雨などでグラウンドが使用できない場合は屋内でフットサルを行うことがあり、その場合はインドアシューズを履いてプレーをします。インドアシューズは体育館などの室内施設で使用することを想定して設計しているため、ソール部分がゴム製の滑りにくいシューズとなっています。

また、他のインドアシューズと異なる点は、フットサル用のボールは重量があり、ボールを蹴った際につま先をなるべく固定させるため、ソール部分が硬い設計となっています。

2.シューズの選び方

サッカーシューズを選ぶ際には、「サイズ」「足幅」「対応グラウンド」から選びます。

2-1.サイズ

サッカーシューズのサイズ

サイズの選び方については、「足の実寸サイズ+0.5cm」が適切なサイズとされています。足のサイズピッタリのシューズを履くと走っているうちに足のつま先が痛くなってしまいます。反対に大きすぎるとボールを蹴る時にダフってしまったり、シューズの中で足が動いてしまいボールコントロールが上手くできない場合があるため、実寸サイズより少し大きめのサイズを選ぶようにしましょう。

2-2.足幅

シューズを選ぶ際には、足幅を確かめましょう。サッカーシューズの足幅は主に、「2E・3E・4E」の3種類があります。

サッカーシューズの足幅
2E平均サイズ
3E平均サイズより広め
4E平均サイズよりかなり広め

ポイント
一般的には、女性の平均サイズが「E~2E」で、男性の平均サイズが「2E~3E」とされています。

2-3.対応グラウンド

サッカーグラウンド

サッカーのグラウンドには、「土」「天然芝」「人工芝」があり、それぞれのグラウンドに適応したスパイクがあり、主に以下の種類があります。

名称対応グラウンド
SG(ソフトグラウンド)毛先の長い天然芝・ぬかるんだ土
FG(ファームグラウンド)天然芝・柔らかな土
HG(ハードグラウンド)硬い土
AG(アーティフィシャルグラウンド)人工芝
MG(マルチグラウンド)人工芝・硬い土

ポイント
対応グラウンドは、スパイクの名称の後に記載されている場合が多く、よく使用するグラウンドを確かめてから対応グラウンドを選ぶようにしましょう。

また、「土用」と「芝用」では、以下の様な違いがあります。

種類特徴
土用スタッドの数が多く、地面とスタッドとの間で摩擦力が働くため、硬い土の上でもグリップ力を上げる設計
芝用スタッドの数が少なく、足元に重心がかかるため、スタッドが地面にささりやすく、グリップ力を上げる設計

2-4.タイプ

サッカーシューズには、「紐タイプ」と「ベルトタイプ(ベルクロ)」の2種類があります。

紐タイプ

紐タイプは、ベルトタイプよりもしっかりと着用することができるため、フィット感がありズレにくい点が特徴です。

ベルトタイプ

ベルト(ベルクロ)タイプは、シューズの脱着がスムーズに行える点が特徴です。まだ紐が結べないお子さんには、ベルトタイプを選びましょう。

※基本的にベルトタイプのスパイクは種類が少なく、トレーニングシューズにベルトタイプの種類が多くあります。紐タイプについては、スパイクとトレーニングシューズ両方に種類が多くあります。

ポイント
練習用のトレーニングシューズは脱着が簡単な「ベルトタイプ」を着用し、試合ではしっかりとフィットする紐タイプの「スパイク」を着用することがおすすめです。

3.メーカーによる違い

サッカーシューズを出している主要なメーカーは、「アディダス」「ナイキ」「プーマ」「ミズノ」「アシックス」「アンブロ」があり、メーカーによってそれぞれ特徴が異なります。

3-1.アディダス

アディダスのサッカーシューズは、縦に長く先が細くなっているシューズが多い点が特徴です。また、「オフェンス向け」や「ディフェンス向け」などのポジションごとに履き分けるサッカーシューズがあり、足幅サイズは「2E相当」です。

アディダスサッカーシューズの主なシリーズ

シリーズ特徴
エックス「薄さ」と「軽量感」を重視した構造で、走りやすさを追求した設計
コパ天然皮革(カンガルーレザー)を使用しており、足馴染みが良い設計
プレデター足へのフィット感が良く、ボールのコントロール性を重視した設計
ネメシス足へのグリップ力があり、激しい動きにも安定感を持たせる設計

3-2.ナイキ

ナイキのサッカーシューズは、「土用」と「芝用」に分かれており、種類が多くデザイン性に優れている点が特徴で、足幅サイズは「2E相当」です。

ナイキサッカーシューズの主なシリーズ

モデル特徴
ティエンポ天然皮革(カンガルーレザー)を使用しており、足馴染みが良い設計
ファントム「ドリブル」「パス」「シュート」の全てにおいて、安定したバランスを持たせた設計
マーキュリアル「軽量感」があり、走りやすくボールコントロール性を追求した設計

3-3.プーマ

プーマのサッカーシューズは、軽量感があり足への負担が軽いのが特徴です。足幅サイズは「2E相当」ですが、柔らかな素材を使用しているモデルが多いため、幅広の方でも比較的フィットしやすいです。

プーマサッカーシューズの主なシリーズ

モデル特徴
ヒューチャー「機敏性」を重視した設計で、ボールコントロール性を追求した設計
ウルトラ「軽量感」があり、スピードを追求した設計
キング天然皮革(カンガルーレザー)を使用しており、足馴染みが良い設計

3-4.ミズノ

ミズノは日本のメーカーであることから、日本人の足の型に合ったシューズが多くあります。フィット感を重視した構造になっており、足幅サイズは「2E~4E相当」まで幅広く取り揃えており、幅広・甲高の方にもフィットしやすいのが特徴です。

ミズノサッカーシューズの主なシリーズ

モデル特徴
モレリアアッパー全体にカンガルーレザーを使用しており、足全体のフィット感がある設計
モナルシーダ「フィット感」「軽量感」「柔軟性」「素足感覚」を持たせた設計
アルファ「軽量感」に優れており、スピード性を追求した設計

3-5.アシックス

アシックスは日本のメーカーであることから、日本人の足型に合ったシューズが多いです。スタッドの数が多くあるのが特徴で、足への負担が軽減されます。また、足幅サイズは「2E~3E相当」まで取り揃えています。

アシックスサッカーシューズの主なシリーズ

モデル特徴
ディーエス ライト足馴染みが良く、ボールコントロール性に優れた設計
ウルトレッツァ「機敏性」や「ボールタッチ性」に優れた設計
メネス軽量感があり、スピード性を重視した設計

3-6.アンブロ

アンブロのサッカーシューズは、「アクセレイター」というシリーズのみ展開されています。足馴染みが良く、長時間履いていても比較的疲れにくいのが特徴です。足幅サイズは、「2.5E相当」と少しワイドな設計となっています。ジュニア用のスパイクには、スタッドがゴム製のスパイクもあり、樹脂製と比較すると足への負担が軽減されるスパイクも展開されています。

アンブロサッカーシューズの主なモデル(アクセレイターシリーズのみ展開)

モデル特徴
F-LASH天然皮革(カンガルーレザー)を使用しており、「フィット感」や「軽量感」のある設計
B-LASH「機敏性」や「ボールタッチ性」に優れた設計

ポイント
メーカーも多くあるため、選ぶ際に迷うかと思いますが、一番のポイントは自分の足に合うかどうかが重要になってきます。実際に着用してみて足の甲などが痛いと感じる場合があるため、一度試し履きしてから選ぶことがおすすめです。

4.おすすめ「スパイク」5選

おすすめなサッカースパイクをランキング形式で5つご紹介していきます。

第1位.【ミズノ】モナルシーダNEO II SELECT Jr

ミズノのモナルシーダは、中学生や高校生に人気の高いシリーズです。日本人の足の形に合った形状をしているため、フィット感の良いスパイクとなっています。

インソールには、通常のカップインソールと比較して「約1.5倍」のグリップ力のある「ZEROGLIDE LITEカップインソール」が採用されていることにより、走る際や足を止める際に横ずれを防止してくれます。

参考価格7,150円(ミズノ公式オンライン価格)
品番P1GB2225
サイズ19.0~24.0cm
カラー00:ブラック×ブラック
25:ホワイト×ブルー
60:パッションレッド×ホワイト
素材甲材/人工皮革
底材/合成底
重量約160g(22.0cm片方)
足幅3E
対応グラウンド天然芝/土/人工芝

第2位.【アシックス】DS LIGHT JR GS

アッパーに柔らかな素材の合成皮革を使用しているため、履き心地の良いスパイクで、ボールタッチ性能が向上します。また、前足部が部分的にくり抜かれていることにより、軽量感があり柔軟性の高い動きが実現できます。

さらに、かかとの外部分にはクッションが施されており、スタッドの数が多く足への負担が軽減される点も特徴的です。

参考価格8,000円(アシックス公式オンライン価格)
品番1104A046
サイズ19.0~24.5cm
カラーホワイト×マコブルー
ブラック×アクアリウム
ホワイト×リッチゴールド
クラシックレッド×ホワイト
素材アッパー素材:人工皮革(合成皮革)
アウター素材:合成底(ウレタン)
重量記載なし
足幅2E
対応グラウンド天然芝/土/人工芝

第3位.【アンブロ】アクセレイター MID JR WIDE HG

柔らかな履き心地で長時間着用していても足の負担が少ない優しいスパイクです。指先が動かしやすい幅でかかと回りが立体形状となっているため、フィット感や動きやすさに定評があります。

また、遮熱塗装材を採用することにより、夏の暑い時期でも快適にプレーすることが可能です。足幅については「2.5E」とタイトとワイドの中間あたりのため、多くのお子さんの足にフィットします。

参考価格7,700円(デザント公式オンライン価格)
品番UU4UJA01WB
サイズ21.5~24.0cm
カラーホワイト×ブルー×イエロー
素材甲材:合成皮革/合成繊維
底材:合成底
重量約185g(22.0cm片方)
足幅2.5E
対応グラウンド天然芝/土/人工芝

第4位.【ミズノ】ミズノアルファ SELECT Jr

ミズノのサッカーシューズ史上、最もスピードを追求したミズノアルファシリーズのエントリーモデルです。軽量感があり、アッパーに柔らかな素材を採用していることにより、ソフトな履き心地を実現しています。

インソールは、通常のカップインソールと比較して「約1.5倍」のグリップ力のある「ZEROGLIDE LITEカップインソール」が採用されていることにより、走る際や足を止める際に横ずれを防止してくれます。

参考価格8,250円(ミズノ公式オンライン価格)
品番P1GB2365
サイズ21.0~24.0cm
カラー09:ホワイト×イグニッションレッド×ブルー
素材甲材:人工皮革
底材:合成底
重量約160g(22.0cm片方)
足幅2E
対応グラウンド天然芝/土/人工芝

第5位.【プーマ】ウルトラ プレイ JR

『2022 FIFA WORLD CUP』で日本代表の三苫選手や堂安選手などが着用し、注目のシリーズとなっているプーマのウルトラシリーズは、ソール部分に軽量感や耐久性のある、「EVAミッドソール」を搭載しており、動きやすく俊敏なプレーをサポートしてくれます。

また、クッション性も高く着地時の衝撃を軽減する効果もあるため、足への負担が少ない点も特徴的です。

参考価格3,293~4,798円(Amazon価格2023年4月27日時点)
品番106925
サイズ20.0~24.5cm
カラーフェアリー コーラル
フィジー ライト
素材アッパー:人工皮革
ミッドソール:合成樹脂(EVA樹脂)
アウトソール:合成樹脂底(ポリウレタン)
重量約185g(20.0cm片方)
足幅2E
対応グラウンド天然芝/土/人工芝

5.まとめ

それでは、今回の記事のおさらいをします。

  • 練習では「トレーニングシューズ」、試合では「スパイク」を履き分けることがおすすめ
  • シューズのサイズは、「足の実寸サイズ+0.5m」大きめのシューズを選ぶ
  • 足幅サイズは主に、「2E~4E」まであり、足幅サイズに合ったシューズを選ぶ
  • よく使用するグラウンドに合わせて対応グラウンドを選ぶ
  • 練習では脱着が簡単な「ベルトタイプ」、試合ではしっかりフィットする「紐タイプ」がおすすめ
  • メーカーの特徴を把握した上で、お子さんに合ったシューズを選ぶ

いかがでしたでしょうか。

お子さんに合ったサッカーシューズを選ぶことにより、ケガの予防だけでなくパフォーマンスを左右することもあるため、こちらの記事を参考にお子さんに合った最適なシューズ選びをしてくださいね!

また、サッカーを始めるにあたり、最初に揃える道具の種類や初期費用などをまとめたこちらの記事も是非、ご一緒にご覧ください。

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