こちらの記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
お子さんがサッカーを始めるにあたり、以下のようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
子供がサッカーを始めるのに必要な物が知りたい
サッカー用品にいくら費用がかかるのか知りたい
本記事では、お子さんがサッカーの習い事を始めるにあたり、最初に必要な道具の種類や費用について分かりやすく解説していきますので、是非最後までご覧ください。
この記事でわかること
- ジュニアサッカーに必要な物一式
- ジュニアサッカーに必要な物の費用
- ジュニアサッカーにあると便利な物
ジュニアサッカーの習い事の特徴や費用については、次の記事にて詳しく解説しておりますので、合わせてご覧ください。
はじめに
お子さんがサッカーを始めるにあたり、親御さんが準備する物については、主に以下の4種類が必要となります。(一部、加入するクラブチームから購入する場合もあります。)
- サッカーシューズ
- サッカーウェア
- レガース(シンガード)
- サッカー用ソックス
- 水筒・ジャグ
また、必須ではないものの必要に応じて準備していくサッカー用品として以下の種類があります。
- サッカーボール
- バックパック
- キャップ
- クーラーボックス
「とりあえず購入してみたけど結局あまり使わなかった」とならないために、まずは最低限必要な道具を準備し、慣れてきてから必要に応じて徐々に準備していきましょう。
試合用ユニフォームについては、クラブチームから購入する場合が多く、基本的に親御さんが準備する必要はありません。
そのため、詳細について割愛いたしますが、記事後半の「費用のまとめ」にてユニフォームの費用をご紹介していきます。
それでは、サッカーに必要な用具を分かりやすく解説していきます。
1.サッカーシューズ
サッカーシューズの種類には、スパイク・トレーニングシューズ・インドアシューズの3種類があり、「試合用」「練習用」「屋内施設用」などシーンに応じて履き分けます。
1-1.スパイク
スパイクは、試合や練習の時に使用します。
ソール(靴底)のスタッド(靴底の突起)部分が少ない分、高く設計されているのが特徴的です。
スタッドが高く設計されていることにより、スタッド部分が地面に刺さるため、滑りにくくグリップ力に優れたシューズとなっています。
1-2.トレーニングシューズ
トレーニングシューズは、主に練習の時に使用します。
ソール(靴底)のスタッド(靴底の突起)部分が多くなっている分、低く設計されているのが特徴です。
スパイクに比べるとグリップ力が劣ることからやや滑りやすくなりますが、足への負担が軽減されるため、練習の際にはトレーニングシューズを履いてプレーする場合が多いです。
1-3.インドアシューズ
インドアシューズは、体育館など屋内施設でフットサルをする場合に使用します。
ソール(靴底)がゴムで作られており、屋内施設で使用する際に滑りにくい仕様となっています。
他のインドアシューズと異なる点は、フットサル用のボールは重みがあり、ボール蹴った際につま先をなるべく固定させるため、ソール部分が硬い設計となっています。
道具 | 費用(目安) |
---|---|
スパイク | 4,000~8,000円 |
トレーニングシューズ | 3,000~7,000円 |
インドアシューズ | 3,000~7,000円 |
ジュニアサッカーシューズについては、次の記事にて詳しく解説しておりますので、合わせてご覧ください。
2.サッカーウェア
試合では、チームで同じユニフォームを着用してプレーしますが、練習の際にはプラクティスシャツ・プラクティスパンツ・インナーシャツ・スパッツ・アウターなどを着用して練習します。
2-1.プラクティスシャツ・パンツ
「プラクティスシャツ」と「プラクティスパンツ」とは、薄めの生地で軽量感や通気性が高く、サッカーをするプレイヤーが快適な動きができるように作られたサッカー専用のウェアです。
上下セットで売られている場合が多いため、セットアップしやすい点も特徴です。
2-2.インナーシャツ・スパッツ
先述したプラクティスシャツ・パンツの下に、速乾性のあるインナーシャツ(アンダーシャツ、ノースリーブ)やスパッツを着用することにより、汗をかいても乾きやすくなるため、汗のべたつきが気になりにくい効果があります。
また、着圧タイプのインナー(アンダーシャツ、スパッツ)を着用することにより身体に圧がかかり筋肉のブレを抑制し、疲労軽減効果や運動機能が向上する効果などがあります。
2-3.アウター
寒い時期には、ジャージ・ピステ・ウインドブレーカー・ロングコートなどを持っておきましょう。
アウターを持っておくことにより、寒い時期の温度調節ができるだけでなく移動時などにも役立つため、1~2セット準備しておくことがおすすめです。
道具 | 費用(目安) |
---|---|
プラクティスシャツ・パンツ | 4,000~10,000円 |
インナーシャツ・スパッツ | 2,000~6,000円 |
アウター(1セット) | 6,000~15,000円 |
ジュニアサッカーウェアについては、次の記事にて詳しく解説しておりますので、合わせてご覧ください。
3.レガース(シンガード)
サッカーは相手選手と接触することの多いスポーツのため、ソックスの中にレガースを入れてケガのリスクを減らします。
また、試合ではレガースの着用が義務付けられているため、必ず準備しておきましょう。
レガースの名称については、他に「シンガード」や「すね当て」とも言いますが、いずれも同じ物と考えて問題ありません。
レガースの種類は主に、ソフトタイプ・ハードタイプ・シリコンタイプの3種類があります。
3-1.ソフトタイプ
ソフトタイプのレガースは、ポリエステルなどの柔らかな素材で作られており、フィット感や軽量感に優れているのが特徴的です。
軽量感や柔軟性があるため、スピードが求められる「オフェンス」や「ミッドフィルダー」をする選手におすすめです。
※ハードタイプに比べると、「衝撃強度」が劣る場合があります。
3-2.ハードタイプ
ハードタイプのレガースは、プラスチックや合成樹脂などで作られており、衝撃強度に優れているのが特徴的です。
衝撃に強く耐久性があるため、相手選手との接触が多くなる「ディフェンス」や「ゴールキーパー」をする選手におすすめです。
※ソフトタイプに比べると、「軽量感」や「柔軟性」が劣る場合があります。
3-3.シリコンタイプ
シリコンタイプのレガースは、防臭機能に優れているのが特徴的です。
シリコン素材は、水洗いをしても乾燥しやすいため、嫌な臭いが残りにくいタイプです。
※ソフトタイプやハードタイプに比べ、「軽量感」が劣る場合があります。
道具 | 費用(目安) |
---|---|
ソフトタイプ | 1,000円前後 |
ハードタイプ | 1,000~3,000円 |
シリコンタイプ | 2,000円前後 |
レガース(シンガード)については、次の記事にて詳しく解説しておりますので、合わせてご覧ください。
4.サッカーソックス(ストッキング)
練習や試合の際には、サッカー専用のソックス(ストッキング)を着用します。
サッカー用ソックスの特徴は、相手選手に足を踏まれた場合などにケガのリスクを減らすため、通常のソックスに比べて分厚くなっているのが特徴です。
また、サッカー用ソックスには、ロングソックス・ショートソックス・セパレートソックスの3種類があります。
4-1.ロングソックス
ロングソックスとは、ヒザ上まで長さがあるタイプのソックスです。
試合では、レガース(シンガード)の着用が義務付けられているため、基本的にロングソックスを着用して試合に参加します。
4-2.ショートソックス
ショートソックスとは、くるぶし部分までの短いタイプで、ロングソックスに比べ動きやすいタイプのソックスです。
ショートソックスの場合、レガースの着用ができないため基本的に練習の時に使用します。
4-3.セパレートソックス
セパレートソックスとは、ショートソックスとカーフソックス(膝から足首までのソックス)を専用のバンドで組み合わせて着用するタイプのソックスです。
足首部分が分かれていることにより、柔軟性の高い動きができる特徴などがあり、多くのプロサッカー選手などが着用しています。
道具 | 費用(目安) |
---|---|
ロングソックス | 500~2,000円 |
ショートソックス | 1,000~2,000円 |
セパレートソックス(セット) | 約4,000円(ショートソックス:2,000円、バンド1,000円、カーフソックス:1,000円) |
サッカーソックス(ストッキング)については、次の記事にて詳しく解説しておりますので、合わせてご覧ください。
5.水筒・ジャグ
サッカーを行う上で、水分補給は必須なため、水筒を準備しておきましょう。
水筒の種類には、スポーツタイプとジャグタイプがあります。
5-1.スポーツタイプ
スポーツタイプの水筒は一般的に約500~1500mlまでの容量をスポーツタイプと言います。
スポーツタイプには、ワンタッチで保冷機能や耐久性が高いタイプを選びましょう。
スポーツシーンでは、500mlは少ないため、選ぶ際には「1000~1500ml」がおすすめです。
5-2.ジャグタイプ
ジャグタイプとは、約2000~3000mlまでの容量をジャグタイプと言います。
夏の暑い時期には、水分補給をたくさんとるため、ジャグタイプを持っていると水分を買い足す必要が減り、購入する手間や節約にもなるためおすすめです。
水筒については、次の記事にて詳しく解説しておりますので、合わせてご覧ください。
ここまでは、「最初に準備するサッカー用品」をご紹介していきましたが、ここからは、「徐々に準備していくサッカー用品」をご紹介していきます。
6.サッカーボール
マイボールを持つことにより、自主練などができるようになり上達するきっかけにもなるため、サッカーに慣れてきたらサッカーボールを準備させてあげましょう。
サッカーボールの種類には、熱接合製法・手縫い製法・ハイブリッド製法・機械縫い製法の4種類があるため、それぞれの特徴をご紹介していきます。
6-1.熱接合製法
熱接合製法とは、パネルを中のチューブに熱で接合するタイプのボールです。
ボールの縫い目がなく、ボール内部に水分がほとんど入ることがないため重たくなることがなく、どこを蹴っても均一な蹴り心地となり、ボールコントロール性が安定します。
手縫いや機械縫いに比べるとコストは上がりますが、耐久性や機能性などが高くなり、公式球として採用されることの多いボールです。
6-2.手縫い製法
手縫い製法とは、ボール表面のパネルを人の手で縫い合わせるタイプのボールです。
手縫い製法では、太い糸で裁縫することができるため、ボール表面のパネル生地が厚く耐久性などが高くなります。
手縫いボールは、公式球として採用されることも多く、小学校から高校など幅広く使われているボールです。
6-3.ハイブリッド製法
ハイブリッド製法とは、ボールのパネル同士を熱で接合し、機械縫いを行うタイプのボールです。
ボールの境目が少ないため、ボールの中に水分が入りにくく重くなりにくいボールで、ハイブリッド製法の中にも「JFA検定球」のボールがあり公式球として採用されることもあります。
しかし、耐久性や機能性に関しては「機械縫い以上、手縫い以下」となるため、個人の練習用としておすすめなボールです。
6-4.機械縫い製法
機械縫い製法とは、ボール表面のパネルをミシンで縫い合わせて中にチューブを入れて製法するタイプのボールです。
ミシン縫いの特性から細い糸でしか製法できないため、ボール表面のパネル生地が薄く他のボールと比較すると耐久性が劣ります。
また、短時間で大量生産できることからリーズナブルな値段で販売されており、個人の練習用やレジャー用としておすすめなボールです。
サッカーボールを購入する際には、手縫いボールがおすすめです。
耐久性が高く、蹴り心地が良く練習や試合用としても使用できます。
道具 | 費用(目安) |
---|---|
熱接合 | 6,000~8,000円 |
手縫い | 4,000~6,000円 |
ハイブリッド | 2,000~4,000円 |
機械縫い | 2,000~3,000円 |
サッカーボールについては、次の記事にて詳しく解説しておりますので、合わせてご覧ください。
7.バックパック
自転車で移動することの多い小・中学生の場合、サッカー用バッグを選ぶ際には「リュックサック」がおすすめです。
リュックサックの場合は、自転車に乗っている際に他のバッグに比べてバランスが取れやすくなり、肩への負担も軽減されます。
また、サッカー用バッグの大きさには約15~40Lの種類があり、容量を選ぶ際には年齢や学年に応じた適切なサイズを選びましょう。
7-1.「15~25L」
小学校低学年のお子さんには、約15~25Lの大きさがおすすめです。
お子さんの身体に合っていないリュックサックを背負うと身体に負担がかかるため、「約15~25L」の大きさだとフィット感が良く安定感があるため、お子さんの体格に合わせての大きすぎないバックを選ぶようにしましょう。
7-2.「25~35L」
小学校高学年のお子さんの場合は、約25~35Lの大きさがおすすめです。
高学年になると大きめのリュックサックを背負っても疲労が蓄積されにくいため、お子さんの体格に合わせて道具がたくさん入る「約25~35L」のバックを選ぶようにしましょう。
容量 | 費用(目安) |
---|---|
15~25L | 4,000~8,000円 |
25~35L | 6,000~10,000円 |
サッカーバッグについては、次の記事にて詳しく解説しておりますので、合わせてご覧ください。
8.サッカーキャップ
暑い季節になると熱中症対策や紫外線対策として、サッカー用のキャップを着用することがおすすめです。
また、サッカー用キャップの種類は主に、プラクティスキャップとメッシュキャップの2種類があります。
8-1.プラクティスキャップ
プラクティスキャップとは、ツバも含めて全体的に柔らかな素材のキャップです。
点ボタン(キャップ上部のボタン)も付いていないタイプが多いため、ヘディングをした際にも痛みを感じることがなくプレーすることが可能です。
8-2.メッシュキャップ
メッシュキャップとは、キャップの後ろ部分がメッシュ生地になっており、通気性に優れたキャップです。
しかし、熱がこもりにくい反面、紫外線の予防効果が低くなり、キャップのツバが硬くヘディングがしづらいため、移動時や軽めな運動をする際におすすめです。
種類 | 費用(目安) |
---|---|
プラクティスキャップ | 2,000~4,000円 |
メッシュキャップ | 2,000~4,000円 |
サッカーキャップについては、次の記事にて詳しく解説しておりますので、合わせてご覧ください。
9.クーラーボックス
夏の暑い時期などには、食料品が痛みやすくなるため、クーラーボックスを持っていきましょう。
クーラーボックスには、ハードタイプとソフトタイプがあります。
9-1.ハードタイプ
ハードタイプのクーラーボックスは、保冷力や耐久性に優れている点が特徴的です。
長時間保冷力をキープすることができ、外部からの衝撃に強い素材のため落としたりした場合でも中の容器などが破損しにくい素材です。
9-2.ソフトタイプ
一般的に、「保冷バッグ」や「クーラーバッグ」と言われているソフトタイプのクーラーボックスは、軽量感があるため持ち運びする際の負担が少ない点が特徴的です。
また、使い終わった後にはコンパクトなサイズに折りたたむことができるため、持ち運びに便利なタイプです。
※保冷力については、ハードタイプに比べて劣ります。
容量を選ぶ際には、持ち運びに便利な「5~10L」のサイズがおすすめです。
クーラーボックスについては、次の記事にて詳しく解説しておりますので、合わせてご覧ください。
10.費用のまとめ
ここまでサッカー用品の種類と費用の相場をご紹介していきましたが、おおよその費用をまとめていきます。
10-1.最初に準備する物
道具 | 費用(目安) |
---|---|
シューズ | 3,000~7,000円 |
プラクティスシャツ・パンツ | 4,000~10,000円 |
インナーシャツ・スパッツ | 2,000~6,000円 |
レガース | 1,000~3,000円 |
ソックス | 1,000~2,000円 |
合計 | 11,000~28,000円 |
サッカーの道具にはグレード(ランク)などがあるため、ベーシックな道具を選ぶ場合は平均すると「約20,000円」が最初に必要な道具の費用となります。
10-2.必要に応じて準備する物
道具 | 費用 |
---|---|
ボール | 2,000~8,000円 |
バックパック | 4,000~10,000円 |
キャップ | 2,000~4,000円 |
アウター | 6,000~15,000円 |
合計 | 14,000~37,000円 |
こちらも道具にグレード(ランク)などがあるため、ベーシックな道具を選ぶ場合は、平均して「約25,000円」となります。
10-3.試合用ユニフォーム
ユニフォームについては基本的にクラブチームから購入しますが、所属するクラブチームによって最初に購入する場合もあれば、試合に出られるようになってから購入する場合があるため、必ずしも最初に準備するとは限りません。
また、購入する場合は1着の場合もあれば、「ホーム&アウェイ」のように2着購入する場合もあります。費用については1セット(シャツ、パンツ)「10,000~20,000円」が平均的なユニフォームの費用となります。
以上のことから「最初に準備する道具」「徐々に準備する道具」「ユニフォーム」を合わせると、「約60,000円」が準備するサッカー用品に掛かる必要な金額となります。
11.記事のまとめ
それでは、今回の記事のおさらいをします。
- サッカーを始めたばかりの子には、「トレーニングシューズ」がおすすめ
- 練習着は動きやすい「プラクティスシャツ・パンツ」を準備する
- ウェアの下に着用する「インナーシャツ・スパッツ」を準備する
- 寒い時期になると、「アウター」を準備する
- ソックスは、レガースが着用できる「ロングソックス」を準備する
- レガースは、好みに合わせて「ハードタイプ」か「ソフトタイプ」を選ぶ
- サッカーボールは、「手縫いボール」がおすすめ
- バッグは、体格に合わせて「リュックサック」を選ぶ
- キャップは、「プラクティスキャップ」がおすすめ
- サッカー用品を全て準備する場合の費用は、「約60,000円」
いかがでしたでしょうか。
習い事を始める際にはどうしても費用が多く掛かってしまいますが、サッカーを始めることにより、運動神経の向上や協調性が身に付いたりするなどのメリットがたくさんあるため、お子さんの成長のために是非サッカーの習い事を経験させてあげてくださいね!
また、お子さんがゴールキーパーをする場合には、次のの記事もご一緒にご覧ください。
[…] ジュニアサッカーに必要なサッカー用品については、こちらの記事にて詳しくご紹介しておりますので、ご参考にしてください。 […]