ランニングシューズ 「on」の幅広モデルを紹介、ワイド対応モデル2つを徹底比較!

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ランニングシューズ 「on」の幅広モデルを紹介、ワイドモデル2つを徹底比較!

ランニングシューズで世界的に注目を集めている「on(オン)」。近年では日本国内でも多くのファンを獲得しており、高いクッション性と独創的なデザインによって人気を博しています。特に、足幅が広めの方でも履きやすいワイドモデルは多くのランナーから注目されており、本記事では「on」のランニングシューズについて歴史や特徴を紹介します。そして、 onの幅広シューズを比較解説します。

1. 「on」のシューズの歴史

スイス生まれのシューズブランド「on」は、その誕生当初からランニング業界の常識を覆す技術とデザインで話題を集めてきました。わずか数年で世界のトップアスリートから一般ランナーまで幅広い層に支持され、現在ではグローバルブランドとして確立しています。ここでは、「on」がどのようにして誕生し、世界的な注目を浴びるようになったのか、その歴史を紐解いていきましょう。

ブランド創設の背景

「on」の創業は2010年、場所は自然豊かなスイスのチューリッヒです。元プロトライアスリートのオリバー・ベルンハルド氏をはじめとする創業メンバーは「走ることがもっと楽しくなるシューズを作りたい」という強い思いを抱いていました。彼らは従来のランニングシューズに不足していた衝撃吸収力と推進力の両立を目指し、試行錯誤の末に生み出したのが独自のクッションテクノロジー「CloudTec®」です。これが「on」の最大の特長となり、多くのランナーに驚きと快適さを提供しています。

世界的な評価と注目を集めるきっかけ

「on」が急速に世界のランニングシーンで注目されるようになった大きなきっかけは、トップアスリートたちがその性能を認め、実際に使用し始めたことにあります。特にトライアスロンやマラソン競技の現場で、選手が「on」のシューズを着用して好成績を残すようになると、一気に各国のメディアで紹介されるようになりました。さらに、ランニングを趣味として楽しむ市民ランナー層にも「足への負担が軽減される」「長距離でも疲れにくい」と口コミが広がり、世界各地で販売拡大につながっていったのです。

また、「on」は創業当初からシューズの細部までクオリティにこだわり、シンプルかつ洗練されたスイスデザインを取り入れています。先進的なテクノロジーとデザイン美学の融合が、機能性とファッション性の双方を求める層にも高く評価されることになりました。こうした背景から、スポーツ用品店だけでなくライフスタイル系のアパレルショップでも取り扱われるようになり、ますますその存在感を高めています。

日本市場への展開とユーザーの反応

日本では比較的近年になって「on」のシューズが取り扱われるようになりましたが、すでに多くのユーザーから支持を受けています。特に「足への負担を最小限に抑えられる」、「スイスらしいデザインがおしゃれ」という口コミが広まり、ランナーのみならずファッションに敏感な層からも注目を集めています。また、日本人の足型に合わせたワイドモデルも展開されているため、足幅が広めのランナーでも安心して選べる点が魅力の一つです。

今では国内のスポーツショップやオンラインストアなどで幅広く取り扱われており、実際に試着できる店舗も増えてきました。独特のクッション感を体験した多くの人が「もう他のシューズには戻れない」と評し、マラソン大会や日常のジョギング、さらにはタウンユースにも活用するケースが増えています。

2. 「on」のシューズの特徴

「on」のシューズは、単なるランニングシューズとしてだけでなく、最新テクノロジーと洗練されたデザインの融合によって幅広いシーンで活躍しています。ここでは、代表的なテクノロジーと特徴をいくつかご紹介します。

独自のCloudTec® テクノロジー

「on」を象徴するのが、雲のような形状をしたアウトソールのラグ(突起)部分「CloudTec®」です。着地時にはクッションが大きく沈み込み、衝撃を効率的に吸収。一方で地面を蹴り出す瞬間には弾力が戻り、推進力をサポートします。これにより、ソフトな着地とスムーズな蹴り出しが同時に得られるため、ランニング時の足・膝・腰などへの負担軽減にも寄与しているのです。

このCloudTec®は路面の状態や走り方によって形状が変化するため、様々な路面環境で快適に走れることが大きなポイントです。アスファルトを走る都会型ランナーから、トレイルランニングの愛好者まで、多様なニーズに応えられるのが「on」の強みといえます。

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Speedboard™が生む推進力

CloudTec®と並んで「on」のシューズを特徴づけるのが、ミッドソールに内蔵された「Speedboard™」というプレートです。これは足の動きに合わせてたわみ、着地時にはクッションとともに衝撃を吸収しつつ、蹴り出し時にはプレートの反発力を利用して前進をサポートする役割を担います。

Speedboard™のおかげでスムーズに重心移動を行えるため、「on」のシューズを履いて走ると自然に前へ進んでいくような感覚が得られます。これにより、初心者でも長距離を楽に走れるだけでなく、上級者はさらにスピードを高めることが可能になると評価されています。

デザイン性と機能性の融合

ランニングシューズは性能が重視されがちですが、「on」はファッション性にもこだわります。スイスのミニマルなデザインを基調としながら、配色やアッパー素材の質感など細部に至るまで洗練された設計を追求。ランニング時だけでなく、普段着に合わせても違和感のないスタイリッシュな外観が魅力です。

また、高品質な素材を使用しているため、耐久性と軽量性も兼ね備えています。軽やかな履き心地を実現しつつ、高いレベルの通気性やフィット感を提供することで、長距離でも蒸れにくく快適に履き続けられる点がユーザーから高く評価されています。

ライフスタイルシューズとしての活躍

「on」のシューズはランニングだけに特化しているわけではありません。クッション性の高さとおしゃれなルックスから、街歩きや旅行、通勤など日常シーンでも活躍します。朝のジョギングからそのままオフィスやカフェへ—といったスタイルが可能なのは、多機能かつ洗練されたデザインを持つ「on」ならではの魅力です。

ソールの形状や素材は長時間の歩行でも疲れにくいよう考え抜かれており、外出先での移動が多いビジネスパーソンやアクティブに過ごしたい観光客にも人気があります。実際に履き比べてみると、他のスニーカーやランニングシューズとは一線を画す履き心地に驚かれることも少なくありません。

3. 「on」の幅広シューズ比較

幅広モデル(ワイドモデル)の存在

足幅が広い方でも快適に履けるよう、「on」では一部のモデルにワイドバージョンを用意しています。日本人は欧米人に比べて足幅が広めの方が多いとされており、このワイドモデルはまさに日本市場を意識した展開といえるでしょう。現時点で男女共に2つのワイドモデルが展開されており、それぞれに独自の特徴やターゲットがあります。ご自分のランニングスタイルや足型に合った一足を選んでみてください。

on Cloudsurfer Next Wide

https://www.on.com/ja-jp/products/cloudsurfer-next-wide-3me3019/mens/black-eclipse-shoes-3ME30190106

on Cloudsurfer Next Wideはon Cloudsurfer Next の幅広モデルです。総重量278gと軽量ながら、Helion™スーパーフォーム製ミッドソールによる優れた弾力性と反発力を実現。CloudTec Phase®がかかとからつま先へのスムーズな重心移動をサポートし、On最高峰のレースシューズに着想を得た軽量ウーブンアッパーが軽快な履き心地を提供します。前足部にはロッカー形状を採用しており、パワフルな蹴り出しと推進力を生み出すことで、少ない力でもダイナミックに前へ進める設計です。幅広い足型に対応するイージーステップイン構造やラバーパッドを施したアウトソールが、グリップ力と耐久性を高めつつ、快適な着脱をサポート。さらに、オンのレースシューズらしい洗練されたシルエットも兼ね備え、機能性とデザイン性の両立を実現しています。Cloudsurfer Next Wide はメンズとウィメンズどちらのモデルもあります。

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on Cloudrunner 2 Wide

https://www.on.com/ja-jp/products/cloudrunner-2-wide-m-3me1032/mens/eclipse-black-shoes-3ME10320264


Cloudrunner 2 Wide はonの人気モデルCloudrunner 2 の幅広モデルです。Cloudrunner 2 を履いたことがあるが幅が狭く窮屈に感じた事がある方におすすめです。Cloudrunner 2 はミッドソールにHelion™スーパーフォームを採用し、柔らかなクッション性と力強いエネルギーリターンを実現。CloudTec®が着地衝撃をしっかり吸収し、初心者も安心して走れます。厚みのあるシュータンやかかとの補強パーツが足を安定的にホールドし、アウトソールは小石が挟まりにくいよう再設計。再生ポリエステル製メッシュアッパーの採用でデザインもスタイリッシュに進化しています。Cloudrunner 2 Wide はメンズとウィメンズどちらのモデルもあります。

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Cloudsurfer Next Wide と Cloudrunner 2 Wide の比較

Cloudsurfer Next WideCloudrunner 2 Wide
価格¥18,700¥18,700
重さ278g283g
クッション性中程度中程度
ランニングスタイルニュートラル
(足の自然なローリングモーションを促す設計で、スムーズな走り心地です。)
安定感
(サポート力が高く、安定感のある走り心地です。あらゆるレベルのランナーに適しています。)
ドロップ
(つま先部とかかと部の高さの差のことです。ドロップが低いシューズは足首にかかる負荷が大きくなるため、一般にミッドフット走法もしくはフォアフット走法のランナーに向いています。ドロップの高いシューズは、膝や腰にかかる負荷が大きくなるため、通常ヒールストライク走法のランナーに向いています。)
6mm10mm
中の人
中の人

ランニング目的の方はCloudsurfer Next Wide、日常使いやウォーキング目的の方はCloudrunner 2 Wideがおすすめです。

3. その他の「on」の人気モデル

「on」のラインナップには、用途や好みに合わせてさまざまなモデルが展開されています。フラッグシップ的存在から軽量・スピード重視のレース向けシューズ、長距離を走るための安定性を重視したものまで幅広く揃っているのが特徴です。ここでは定番・人気モデルの一部をご紹介しつつ、最後にワイドモデル(幅広モデル)についても簡単に触れておきます。

Cloud(クラウド)

「on」を語るうえで欠かせない代表モデルが、このCloudです。ブランド名を世に知らしめた初期から存在するモデルで、軽さとクッション性のバランスが絶妙。シンプルながら洗練されたアッパーデザインは、スポーツだけでなく普段履きにも最適です。脱ぎ履きしやすいスリップオン構造も採用されており、快適さと機能美を両立しています。

Cloudは「on」のエントリーモデルとしておすすめされることも多く、初めて「on」の履き心地を試してみたい方に最適です。デザイン展開も豊富で、メンズ・レディース問わずファッションに合わせやすいのが人気の理由となっています。

Cloudflow(クラウドフロー)

Cloudflowはレースやスピード練習を意識したモデルとして人気を集めています。軽量化されたアウトソールと反発力に優れたSpeedboard™によって、よりダイナミックな走りが可能。中~長距離の大会でも実際に使用されるケースが多く、クッション性と反発性の両方を活かした効率の良いランニングフォームをサポートしてくれます。

アッパー部分は通気性が高く、ランニング中の熱や湿気を効率的に逃がしてくれる設計が施されています。足が蒸れやすい季節でも快適なパフォーマンスを維持できるため、練習量の多いアスリートや上級ランナーから特に高い評価を得ています。

Cloudflyer(クラウドフライヤー)

Cloudflyerは安定性とサポート力を強化したモデルとして、長距離ランナーやフルマラソン完走を目指す方におすすめされることが多いシューズです。CloudTec®の形状がやや大きめに設計されており、着地衝撃をより広い範囲で吸収するように工夫されています。

また、ヒールカウンター(かかと部分の補強)がしっかりしているため、足首周りのブレを軽減し、より安定した走りを実現します。土踏まず部分のサポートも充実しているため、偏平足やオーバープロネーション気味のランナーにも人気の高いモデルです。

Cloudswift(クラウドスウィフト)

Cloudswiftは都市型ランニング向けに開発されたモデルで、アスファルトやコンクリートなど硬い路面でもしっかり衝撃を吸収できるよう設計されているのが特長です。軽量かつ弾力性のある「Helion™スーパーフォーム」を採用しており、クッションと反発のバランスを更に最適化しています。

都会のジョギングコースだけでなく、通勤や街歩き用のシューズとしても活用できる多様性が魅力で、実際にタウンユースとして履いているユーザーも少なくありません。デザイン面でも近未来的な要素があり、スポーティーかつ洗練されたシルエットが人気を呼んでいます。

以上、「on」の歴史・特徴・人気モデルについて解説しました。ランニングシーンだけでなく、日常生活やファッションの一部としても使える汎用性の高さが「on」の魅力です。特に幅広モデル(ワイドモデル)は足幅が広い方にとって最適な選択肢となり得ますので、ぜひチェックしてみてください。

購入を検討されている方へ

最後に、「on」のシューズを購入検討している方へのアドバイスをいくつかご紹介します。

ランニング用途で検討する場合は、普段の走行距離や走るペース、足型(アーチの高さや幅)などを考慮してモデルを選ぶのがベストです。もし長距離を走るのであればクッション性とサポート力に優れたCloudflyerやCloudstratusなど、スピード重視ならCloudflow、手軽さを求めるならCloudといった具合にモデルを絞り込むと選びやすいでしょう。

さらに、足幅が広めの方や、厚めのソックスを履くことが多い方はワイドモデルを検討すると良いでしょう。ワイドモデルには余裕がある分、足指の圧迫感を軽減してくれる利点があります。ただし、サイズ表記やモデルによってフィット感が異なるので、必ず公式サイトや販売店でサイズチャートを確認してください。

最後に、公式サイトやオンラインショップにはセール情報や限定カラーのシューズが登場することもあるため、定期的にチェックしてみることをおすすめします。人気商品は品切れになる場合も多いので、気になるモデルが見つかったら早めに購入を検討してみてください。

ここまでご紹介したように、「on」のシューズは斬新なテクノロジーと洗練されたデザインが魅力です。ワイドモデルを含め、さまざまなバリエーションがあるため、自分にぴったりの一足がきっと見つかるはず。快適でスタイリッシュなランニングライフを手に入れるためにも、ぜひこの機会に「on」のシューズを試してみてはいかがでしょうか。

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