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こちらの記事では、お子さんへサッカーボールを購入する際に、「種類が多くて何を選べば良いのか分からない」「おすすめなサッカーボールが知りたい」という方へ向けて、ジュニア用(4号球)サッカーボールの選び方や種類、初心者におすすめなサッカーボールについて分かりやすくご紹介していきますので、選ぶ際のご参考にしてください。
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サッカーボールを選ぶ際には、以下の3つのポイントから選びます。
- 大きさ
- 検定マーク
- 対応グラウンド
それでは、順番に解説していきます。
サッカーボールには、1~5号球までの大きさがあり、小学生が主に使用するのは、「4号球」のサッカーボールです。
大きさ | 用途 |
---|---|
1・2号球 | サインボールや観賞用 |
3号球 | 幼児~小学校低学年用 |
4号球 | 小学校高学年用 |
5号球 | 中学校・高校・大学・一般用 |
また、サッカーボールの大きさには、以下の規格が定められています。
規格 | 3号球 | 4号球 | 5号球 |
---|---|---|---|
周囲 | 58~60cm | 63.5~66cm | 68~70cm |
直径(目安) | 19cm | 20.5cm | 22cm |
重量 | 300~320g | 350~390g | 410~450g |
サッカーボールには、日本サッカー協会や国際サッカー連盟が定める規格をクリアした場合、サッカーボールに検定マークが付いており、国内で販売されている検定球は主に以下の2種類があります。
JFA | 日本サッカー協会が定めた規格 |
FIFA | 国際サッカー連盟が定めた規格 |
サッカーボールには、「土グラウンド用」と「芝グラウンド用」の2種類があります。
土用のサッカーボールは、「ブチル(合成ゴム)チューブ」と呼ばれる素材を使用しており、土グラウンドの硬い地面でも衝撃を吸収しやすく、ボールが跳ねすぎないのが特徴です。また、空気が抜けにくいためメンテナンスが容易な点も特徴です。
※土用のサッカーボールを芝のグラウンドで使用するとバウンドが低くなります。
ラテックス(天然ゴム)チューブと呼ばれる素材を使用しており、芝グラウンドの柔らかな地面でも、ボールが跳ねやすいのが特徴です。また、素材の性質上、わずかずつ空気が抜けていくため時間が経過すると空気入れ作業が必要となります。
※芝用サッカーボールを土のグラウンドで使用するとバウンドが高くなります。
サッカーボールの製法には、「熱接合」「手縫い」「ハイブリッド」「機械縫い」の4種類があります。
熱接合とは、パネルを中のチューブに熱で接合する製法のことです。メーカーによって、「アセンティック」や「サーマルボンディング」とも呼ばれます。ボール全体に均一な圧力をかけることにより、境目がなくどこを蹴っても同じ蹴り心地になるため、ボールコントロールがしやすいのが特徴です。また、ボールの縫い目がないため、水分をほとんど吸収することなく、常に同じ状態で使用できる品質の高いボールです。
手縫いとは、ボール表面のパネルを手で縫い合わせ、その中にチューブなどを入れる製法のことです。パネル中央部分は柔らかな蹴り心地ですが、パネルの縫い合わせ部分は固くなっており、パネルの当たる位置により蹴り心地が少し異なってきます。また、太い糸で裁縫することにより、パネル部分をしっかりと縫い合わせることができるため、糸が切れにくく耐久性が高くなります。
ハイブリッドとは、機会縫いと熱接合を組み合わせた製法のことです。耐久性は、機械縫いより高く、手縫いより低いタイプです。また、ボールの境目が少ないため、蹴り心地が良く値段もお手頃な種類が多く、個人の練習用として向いています。
機械縫いとは、ミシンを使用して縫う製法のことです。比較的短時間で大量生産できるため、リーズナブルな値段で売られています。しかし、雨天時には縫い目から水分が入りやすく、ボールが重くなることがあり耐久性も低くなるため、個人の練習用やレジャー用として向いています。
続いて、小学生におすすめなサッカーボールをランキング形式で5つご紹介していきます。
尚、ご紹介するサッカーボールは全て4号球の「検定球」となります。
過酷なグラウンド環境の小学生・中学校・高校のクラブ活動などで長年使用され続けており、指導者のアドバイスをもとに作り上げたサッカーボールです。エントリーモデルの『ペレーダ3000』に比べて「耐久性」や「耐摩耗性」などが優れており、水分を吸収しづらく蹴った時のソフトさや蹴り心地に関しても性能が高いタイプです。
参考価格 | 6,600円(モルテン公式オンラインショップ価格) |
品番 | F4L4000 |
素材・製法 | 人工皮革・手縫い |
カラー | ・ホワイト×メタリックブラック ・ホワイト×メタリックレッド ・ホワイト×メタリックブルー ・ホワイト×メタリックグリーン ・ホワイト ・蛍光オレンジ ・メタリックブルー×ライトイエロー ・マジェンタピンク×メタリックブラック |
サイズ | 直径:約20.5cm 重量:約370g |
種類グラウンド | 土用 |
検定球 | JFA検定球 |
同モデルの5号球は、全日本大学サッカー連盟(JUFA)唯一の公式試合球であり、第100回(2021年)・第101回(2022年)全国高校サッカー選手権大会にも選ばれたサッカーボールです。
「リバウンド性能」や「クッション性能」に優れており、ソフトな蹴り心地を実現しています。また、国際サッカー連盟(FIFA)の最高品質であるFIFA Quality Pro規格に適合しているサッカーボールです。
参考価格 | 5,280円(ミサカ公式オンラインショップ価格) |
品番 | FT450B |
素材・製法 | 人工皮革・特殊配合ゴムチューブ・貼り |
カラー | ・ブルー×イエロー ・イエロー×ピンク ・ピンク×バイオレット |
サイズ | ・直径:約21cm ・重量:約370g |
種類グラウンド | 土用 |
検定球 | JFA検定球 |
2022 FIFAワールドカップカタール大会 公式試合球「AL RIHLA(アル・リフラ)」レプリカモデル4号球です。
サーマルボンディング製法(熱接合)により、縫い目の無い構造で正確なパスやシュートを実現できます。また、均一な突起が表面に施されていることにより、ボールの滑りを抑制し、ボールコントロール性に優れています。
参考価格 | 5,390円(モルテン公式オンラインショップ価格) |
品番 | AF451B/Y/G/R |
素材・製法 | 人工皮革・サーマルボンディング(熱接合) |
カラー | ホワイト |
サイズ | ・直径:約20.5cm ・重量:約370g |
種類グラウンド | 土用 |
検定球 | JFA検定球 |
EAFF E-1フットボールチャンピオンシップ2022公式試合球で採用された、レプリカモデルです。
サーマル製法により、「真球性」や「蹴り心地」を高め、雨天によるボールの吸水を防いでくれます。高い性能を持ちながらコスパに優れており、リーズナブルな価格でお買い求めできる点も魅力的です。
参考価格 | 4,455円(スフィーダ公式オンラインショップ価格) |
品番 | SB-21VU04 |
素材・製法 | 通常PU・サーマル |
カラー | ・ホワイトブルー ・ホワイトレッド ・ホワイトブラック |
サイズ | ・直径:約21cm ・重量:約370g |
種類グラウンド | 土・芝兼用 |
検定球 | JFA検定球 |
ペレーダのエントリーモデルです。ランキング第1位でご紹介した『ペレーダ4000』に比べて耐久性や性能は劣りますが、しっかしりとした素材で過酷なグラウンド環境である小学生・中学校・高校のクラブ活動など長年使用され続けており、モルテンならではの性能を誇るサッカーボールです。また、手縫いでベーシックな作りのため、リーズナブルでお買い求めしやすい点も特徴です。
参考価格 | 4,840円(モルテン公式オンラインショップ価格) |
品番 | F4L3000 |
素材・製法 | 人工皮革・縫い |
カラー | ・ホワイト×メタリックブラック ・ホワイト×メタリックレッド ・ホワイト×メタリックブルー ・ホワイト×メタリックグリーン ・ホワイト ・ライトイエロー ・メタリックブルー×ライトイエロー |
サイズ | ・直径:約20.5cm ・重量:約370g |
種類グラウンド | 土用 |
検定球 | JFA検定球 |
それでは、今回の記事のおさらいをします。
- 小学生用のサッカーボールは「4号球」を使用する
- 購入の際には、「検定球」の有無を確認する
- ジュニア用サッカーボールの場合、「土用」が一般的
- 種類は、耐久性が高い「手縫い」もしくは、「熱接合」がおすすめ
いかがでしたでしょうか。
良いボールを選ぶことにより、モチベーションが上がり上達するきっかけにもなるため、是非こちらの記事を参考にお子さんに合ったサッカーボール選びをして下さいね!
また、サッカーを始めるにあたり、最初に揃える道具の種類や初期費用などをまとめたこちらの記事も是非ご一緒にご覧ください。
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