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こんにちは、中の人です!
検定球のサッカーボールは、公式球として使用できるだけでなく、高品質で練習のモチベーションが上がり、上達するきっかけにもなるため、マイボールとしておすすめです。
そこで今回は、4号サッカーボール検定球の選び方やおすすめなモデルをご紹介していきますので、ご参考にしてください。
この記事でわかること
- 「4号サッカーボール検定球」の選び方
- おすすめな「4号サッカーボール検定球」のモデル
スポログ中の人
スポーツ用品店に勤めて7年以上の僕が、なるべく多くの方のお役に立ちたいと考え、当サイトを立ち上げました。 これまで培ってきた経験と知識を活かし、「これからお子さまがスポーツを始める方」のためになるような情報を発信してまいります。
「5号サッカーボール検定球」にていては、次の記事にて詳しくご紹介しておりますので、ご参考にして下さい。
サッカーボールの選び方
まず始めに、おすすめな検定球をご紹介する前に、サッカーボールの選び方からご紹介していきます。
サッカーボールを選ぶ際には、次の項目から選びます。
- 検定球から選ぶ
- 種類から選ぶ
- 対応グラウンドから選ぶ
- メーカーから選ぶ
- 機能性から選ぶ
それでは、順番に解説していきます。
検定球から選ぶ
検定球とは、日本サッカー協会や国際サッカー連盟が定める規格をクリアしたサッカーボールに検定マークが付いており、国内の検定球には次の2種類が展開されています。
- JFA検定球
- FIFA認定球
JFA検定球とは、「日本サッカー協会(JFA)」が定めた規格(JFA検定)をクリアしたボールにJFA検定マークが付いており、品質の高いサッカーボールの証明となります。
また、部活動やクラブチームなどでも「JFA検定球」が多く使用されています。
国内で販売されている検定球は、こちらの「JFA検定球」が一般的です。
FIFA認定球とは、「国際サッカー連盟(FIFA)」が定めた規格で、国内検定基準(JFA)よりさらに厳しい審査にクリアした最高品質のサッカーボールの証明となります。
大きな国際大会では、こちらの「FIFA認定球」が使用されています。
「FIFA認定球」は、5号球から展開されているため、4号球の場合は「JFA検定球」を選びましょう。
種類から選ぶ
サッカーボールの種類(製法)には、次の4種類があります。
- 熱接合製法
- 手縫い製法
- ハイブリッド製法
- 機械縫い製法
順番に解説していきます。
熱接合製法とは、ボール表面のパネルを中のチューブに熱で接合する製法のことで、メーカーによって、「アセンティック」や「サーマルボンディング」とも呼ばれています。
ボール全体に均一な圧力をかけることにより、境目がなくどこを蹴っても同じ蹴り心地になるため、ボールコントロール性が向上する点が特徴です。
また、ボールの縫い目がないため、水分をほとんど吸収することなく、常に同じ状態で使用できます。
手縫い製法とは、ボール表面のパネルを手で縫い合わせる製法のことです。
少し厚いパネルを太い糸で裁縫することにより、破れにくく糸が切れにくい耐久性の高いサッカーボールとなります。
また、パネル中央部分は柔らかな蹴り心地ですが、パネルの縫い合わせ部分は固くなっており、パネルの当たる位置により蹴り心地が少し異なってきます。
ハイブリッド製法とは、パネル同士をミシン縫いした後に、熱でパネルの繋ぎ目を接合する製法のことです。
パネル同士を熱で接合することにより、ボールの境目を防ぎ、水分の侵入を防ぐ効果があります。
手縫い製法より耐久性は低くなりますが、値段もお手頃なモデルが多く、個人の練習用やレジャー用として向いています。
機械縫い製法とは、パネル同士をミシンを使用して縫う製法のことです。
機械縫いは、短時間で大量生産できるため、リーズナブルな値段で販売されています。
また、雨天時には縫い目から水分が入りやすく、ボールが重くなり耐久性も低くなるため、個人の練習用やレジャー用として向いています。
上記の4種類の中では、「熱接合」「手縫い」「ハイブリッド」の3種類がJFA検定球として展開されています。
対応グラウンドから選ぶ
サッカーボールには、土グラウンド用と芝グラウンド用の2種類があります。
土グラウンド用のサッカーボールは、「ブチルチューブ」と呼ばれる合成ゴムを使用しており、土グラウンドの硬い地面でも衝撃を吸収しやすく、ボールが跳ねすぎないのが特徴です。
また、空気が抜けにくいためメンテナンスが容易な点も特徴です。
土用のサッカーボールを芝のグラウンドで使用するとバウンドが低くなります。
芝用のサッカーボールは、「ラテックスチューブ」と呼ばれる天然ゴムを使用しており、芝グラウンドの柔らかな地面でも、ボールが跳ねやすいのが特徴です。
また素材の性質上、わずかずつ空気が抜けていくため時間が経過すると空気入れ作業が必要となります。
芝用サッカーボールを土のグラウンドで使用するとバウンドが高くなります。
また、4号のサッカーボールは、「土グラウンド用」が多く展開されています。
メーカーから選ぶ
検定球のサッカーボールを展開しているおすすめなメーカーは、次の4つのメーカーです。
- アディダス
- スフィーダ
- ミサカ
- モルテン
各メーカーの特徴をご紹介していきます。
アディダスのサッカーボールは、デザイン性の高いモデルが豊富に展開されているのが特徴なメーカーです。
また、毎年違うデザインのモデルが様々な国際大会で採用されており、そのレプリカモデルなどが毎年人気を誇っています。
スフィーダのサッカーボールは、デザイン性に優れているだけでなく、品質が高いことでも知られている人気なサッカーボールです。
また、スフィーダのサッカーボールは、東アジアサッカー連盟が主催する国際大会「EAFF E-1フットボールチャンピオンシップ2022」の公式試合球として使用されています。
ミカサと言えば、バレーボールが有名ですが、サッカーボールも蹴り心地が良く品質が高いことで有名なメーカーです。
また、ミカサのサッカーボールALMUNDOは、「全国高校サッカー選手権大会第100回(2021年)、第101回(2022年)、第102回(2023年)」や「全日本大学サッカー連盟(JUFA)」やの公式試合球として採用されています。
モルテンと言えば、バスケットボールが有名ですが、サッカーボールもクッション性や耐久性が高く、数あるサッカーボールの中でトップを競うほど人気なメーカーです。
そのモルテンのサッカーボール「ペレーダシリーズ」は、耐久性や蹴り心地に定評があり、多くの部活動やクラブチームで使用されています。
機能性から選ぶ
サッカーボールには、次のような機能性があります。
- 耐久性
- 撥水性
- 視認性
耐久性の高いサッカーボールの場合、パネルに接続されている糸やパネルが丈夫で破れにくいため、長持ちしやすくなります。
耐久性の高いサッカーボールを選ぶ際には、「熱接合製法」や「手縫い製法」のモデルがおすすめです。
撥水性の高いサッカーボールは、水分を吸収しにくいため、重たくなりにくいのが特徴です。
撥水性の高いサッカーボールを選ぶ際には、「熱接合(アセンティック、サーマルボンディング)」や「撥水加工」のモデルを選びましょう。
視認性の高いボールを使用することにより、キーパーのキャッチング時や素早く蹴る際にボールが認識しやすくなります。
また、白色を基調としているサッカーボールは光の反射量が多いため、視認性が向上します。
「4号サッカーボール検定球」おすすめ5選
それでは、「4号サッカーボール検定球」のおすすめなモデルをランキング形式で5つご紹介していきます。
なお、ご紹介するサッカーボールは全て「JFA検定球」となるため、公式戦で使用可能です。
モルテンのペレーダ4000は、「過酷なグラウンド環境でも長年使い続けることが出来る耐久性の高いサッカーボール」として人気が高く、多くのクラブチームや部活動などで使用されています。
また、耐久性・耐摩耗性・クッション性などが優れており、水分を吸収しづらく蹴った時のソフトさや蹴り心地に関しても性能が高い点も特徴です。
製法 | 手縫い |
カラー | ・ホワイト×メタリックブラック ・ホワイト×メタリックレッド ・ホワイト×メタリックブルー ・ホワイト×メタリックグリーン ・ホワイト ・蛍光オレンジ ・メタリックブルー×ライトイエロー ・マジェンタピンク×メタリックブラック |
対応グラウンド | 土用 |
ペレーダシリーズについては、こちらの記事にて詳しく解説しておりますので、ご一緒にご覧ください。
ミカサのALMUNDO(貼りタイプ)は、「クッション性」に優れており、ボールを蹴りやすく、蹴った際に足への負担が少ない点が特徴です。
また、5号球のモデルは「全国高校サッカー選手権大会第100回(2021年)、第101回(2022年)、第102回(2023年)」の公式試合球として採用されています。
製法 | 熱接合 |
カラー | ・ブルー×イエロー ・イエロー×ピンク ・ピンク×バイオレット |
使用グラウンド | 芝用 |
アルムンドについては、こちらの記事にて詳しく解説しておりますので、ご一緒にご覧ください。
スフィーダのVAIS GIOCARE JRは、サーマル(熱接合)製法により、均一なパネル形状でボール軌道の安定性が増し、ボールコントロール性能が向上しています。
また、真球性にも優れており、水分を吸収しにくく、ボールが重たくなりにくい点も特徴です。
製法 | 熱接合 |
カラー | ・ホワイトブルー ・ホワイトレッド ・ホワイトブラック |
対応グラウンド | 土・芝兼用 |
第4位【アディダス】フースバルリーベ プロ キッズ
アディダスのフースバルリーベ プロ キッズは、UEFA EURO2024「FUSSBALLLIEBE(フースバルリーベ)」の公式試合球として使用されたレプリカモデルです。
また熱接合製法により、ボールコントロール性が向上し、どこを蹴っても同じ蹴り心地で、正確なパスやシュートを実現することが可能です。
製法 | 熱接合 |
カラー | ホワイト |
対応グラウンド | 土用 |
第5位【モルテン】ペレーダ3000
モルテンのペレーダ3000は耐久性の高いモデルながら、リーズナブルな価格で販売されているペレーダシリーズのエントリーモデルです。
ペレーダ3000は耐久性の高いペレーダシリーズのエントリーモデルで、初心者の方や練習用として人気があります。
ランキング1位でご紹介した「ペレーダ4000」よりクッション性が低くなりますが、耐久性の高い人気なモデルです。
製法 | 手縫い |
カラー | ホワイト×メタリックブラック ホワイト×メタリックレッド ホワイト×メタリックブルー ホワイト×メタリックグリーン ライトイエロー 蛍光オレンジ メタリックブルー×ライトイエロー |
対応グラウンド | 土用 |
まとめ
それでは、今回の記事のおさらいをします。
- 蹴り心地の良い検定球モデルを選ぶなら、
・【モルテン】ペレーダ4000
・【ミカサ】ALMUNDO(貼りタイプ)
がおすすめ - デザイン性の良い検定球モデルを選ぶなら、
【スフィーダ】VAIS GIOCARE JR
【アディダス】フースバルリーベ プロ キッズ
がおすすめ - コスパに優れた検定球モデルを選ぶなら、
・【モルテン】ペレーダ3000
がおすすめ
サッカーを上達させたいなら検定球がおすすめなため、是非こちらの記事を参考にお子さまに合ったサッカーボール選びをして下さいね!
おすすめな「サッカーボールのアクセサリー」
最後にサッカーボールを購入するにあたり、必要なアクセサリーと準備しておくと便利なアクセサリーをご紹介していきますので、ご参考にしてください。
必要なサッカーボールのアクセサリー
まず始めにサッカーボールに必要なアクセサリーをご紹介していきます。
サッカーボールのメンテナンスとして空気入れと圧力計が必要となります。
最初の2~3ヶ月は問題なく使用できても、徐々に空気が抜けてしまうため、空気入れを準備しておきましょう。
空気を入れる際にどの程度まで空気を入れれば良いのか判断が難しいため、「圧力計」を準備しておくと適切な空気圧の確認や調整が可能です。
また、空気針や圧力計をバルブへ入れる際にそのまま針を刺すとボールのバルブにキズが付き、空気が漏れてしまう原因になってしまうため、潤滑剤も準備しておくことがおすすめです。
潤滑剤を一緒に使用することにより、バルブにキズが付きにくくなり、スムーズに空気穴へ差し込むことが可能です。
学生の方などは自転車で移動する際、サッカーボールは持ち運びが手間になるため、ボールネットを準備しておきましょう。
アボディダスの新型ボールネットは、ネットを開いてボールを置き、紐をシュッと引くだけで手間なく簡単に収納でき、持ち運びに便利です。
あると便利なサッカーボールのアクセサリー
続いて、あると便利なサッカーボールのアクセサリーをご紹介していきます。
ボールはキレイな状態で使用すると気持ちよくサッカーができるため、定期的にボールのメンテナンスを行いましょう。
モルテンのボールクリーナーは、人工皮革専用のため、今回ご紹介した全てのペレーダシリーズに使用できます。
スポンジが付属されているため、タオルなどを準備する必要がなく手軽にメンテナンスすることができます。
サッカーボールを複数持ち運ぶ場合は、モルテンのサッカーボール3個入れ・サッカーボール6個入れがおすすめです。
ショルダーやハンドなど持ち方が3通りあるため、持ち運びに便利にです。
また、フロント部分にボール収納とは別のポケットがあるため、空気入れなどの小物類なども収納できます。
[…] 「4号サッカーボール検定球」にていては、こちらの記事にて詳しくご紹介しておりますので、ご参考にして下さい。 […]